春からの疲れが梅雨の不快さで顕在化するらしい
日本の春(3~4月)は環境的変化に加え社会的変化が目白押しで、日本人のストレス度が非常に高く、心身が疲労しやすいことをお伝えしました。またその春のストレスが高じると、5月の連休明けからいわゆる「五月病」と呼ばれる不調につながりやすいことも併せて解説しました。しかし多くの日本のビジネスパーソンにとっては、「五月病とまではいかないけれど、ゴールデンウイークが明けても疲れをスッキリ解消できないままに働いている」人が非常に多いように思うのです。あなたはいかがでしょうか?
何かだるい梅雨の隠れ疲労 放置すると「夏うつ」に|ヘルスUP|NIKKEI STYLE
こちらの記事であげられている「症状」すべてが当てはまるわけではありませんが、
- 仕事や人間関係のことで、普段より細かいことが気になりやすい。
- 何となく体が重だるいと感じる日が増えている気がする。
ぐらいは最近よく感じますし、自律神経系に負担は掛かっているのかな。今はまだ良いけれど、そのうちもっと酷くなって仕事に支障を来すと困るので、何らかの対策をしておきたい。記事で上げられている対策は次の3つ。
- 「6時間以上の睡眠」の確保
- 食事はできるだけ時間をかける
- 脳のリラックスに努める
特に睡眠時間は今でも短めなので、しばらくは意識して長く確保するようにした方が良いかも知れない。今の僕の生活リズムだとどうしても5時間切ってしまうんですよね……その分、仮眠を取って調整しているつもりでしたけど、仮眠と「本眠」とでは体に与える影響が違うと思うし。。生活リズムを1時間ぐらい前だおして、かつ、夜飲んだりゲームしたりするのを少し我慢すれば、6時間確保は出来るかな。
あと、今までやったことがなかったのは「脳のリラックス」。やっぱねー、時間が空くとついスマホ触ってSNS見たり動画見たりしてしまうんだけど、たまには瞑想的なことをしてみてもいいかも。あんまり踏み込むつもりはないけれど、数分間の瞑想ぐらいであれば。確かにどうしても脳を使い切っている感覚ってのあるんだよなー
休日の過ごし方も
同じ連載の記事で、休日の過ごし方についてもか書かれていました。今回は「隠れ疲労」を抱えている人に休日の過ごし方を提案したいと思います。一言で言うと、隠れ疲労の症状が出ている方は、休日は徹底して「心と体の休息」のために過ごされることをお勧めします。ただでさえ祝日がない6月から7月前半にかけては、土日の休日は貴重な休息日です。隠れ疲労の症状にチェックが多く入る人ほど、時間に追われず済むよう「何も予定を入れない休日」をお勧めします。
隠れ疲労ケアで夏うつ予防 あえて何もしない休日を|ヘルスUP|NIKKEI STYLE
主なポイントは2つ。
- 「何かをしなければならない」感覚を排除した「Beingモード」であるがままに過ごす
- 睡眠負債をしっかり返す
曰く、
ちなみに「睡眠リズムを狂わせないために休日も平日と同じ睡眠時間がよい」という専門家もいますが、それは睡眠時間が平日でもきちんと確保できている人に対しての見解です。
隠れ疲労ケアで夏うつ予防 あえて何もしない休日を|ヘルスUP|NIKKEI STYLE
(中略)
そもそも日本のビジネスパーソンは睡眠不足が常態化しているため、平日にたまった睡眠負債を休日に少しでも返しておかないと、疲労が蓄積し、健康悪化につながってしまいます。昼夜逆転するような極端な遅寝はいけませんが、午前10時ぐらいまでの「遅めの午前中」に起きる程度の「しっかり寝」をして睡眠負債を返すことは、ビジネスパーソンの疲労を回復させるためには非常に重要だと私は感じています。
実際、最近発表されたスウェーデンのストックホルム大学の研究[注2]では、週末の寝だめが死亡率の低下に役立つという結果が報告されています。この研究では、毎日5時間未満の睡眠を続けた65歳未満の人は、毎日7時間眠る人に比べて死亡率が高くなるが、同じく平日は5時間未満の睡眠であっても、週末に朝寝坊して数時間多く眠っている人の場合、死亡リスクの上昇は認められなかったというデータが示されました。
なるほどなー。「寝だめ」も大切というのは初めて聞きましたが、実感としてはわかる。精神科の先生にそう言われるとなんか安心出来るから不思議ですね。それだけで既に良い効果がありそう。寝だめするとして時間にすると10時間ぐらいかな。休みの日の前に早く寝るってなかなか出来ないんだけどそこを敢えて。
2連休があったとき、2日とも何もしないというのは難しいけれど(やらなくちゃいけない家事もあるし)、1日でやるべきことは終わらせてもう1日は何にもせずに過ごすってことにすると、ゆっくり過ごした感があって良いかも。心が整わないと、体も整わないもんな……