全体LINEに投稿された内容をかいつまんで書くとこんな感じ。
- 緊急事態宣言は解除されたがまだ予断を許さない状況なので、営業再開は未定
- アルバイトスタッフに直近3ヶ月の平均を算出し休業手当として支給 ←
3ヶ月の平均がそのままもらえるのか、それとも休業手当として6掛けになるのかは判然としませんが、いずれにしても支給されるのはものすごく助かります。まあこれ、会社がものすごく親切にしてくれたというよりは、労働基準法第26条に従うとそうなるってことだけみたいですけどね。そうだとしてもこの大変な状況でこの連絡はありがたい。
労働基準法第26条では、使用者の責に帰すべき事由による休業の場合において「使用者は、休業期間中当該労働者に、その平均賃金の100分の60以上の手当を支払わなければならない。」と定めており、ここでいう労働者にはパート社員も含まれます。
パート社員にも休業手当を支払わなければいけませんか?(人事労務Q&A)|人事、採用、労務の情報ならエン人事のミカタ
当然支払うのは僕の雇い主である運営委託されている会社になるんだと思いますが、大丈夫かなあ。こういうとき運営委託ってツラいですね。どういう契約になってるのかな。ざっくり月いくらとかなのかしら。だとしたら、経営母体は大変だけど運営委託は特に大変じゃないということになるけど、さすがにそんな契約はないか。基本的な契約金と売り上げに対する歩合ってところでしょうね。知らんけど。
ちなみに:営業再開の条件は未定です
これもかいつまんで書くと、
鋭意検討中です
ということだけでした。
日本政府の対応なんかでも良くあるんですけど、こういうのほんと日本人的だと思うんですよね。「状況がこうなったらこうします」っていう具体的な話をばーんと出してしまって、無理だったら謝れば良いんじゃないのと思うんだけど、出来ない。言質を取られるのを嫌がるっていうか。「話が違うじゃないか」ていう抗議を受けることをすごく恐れている感じ。
海外の政府対応で最初にドカーンと方針を打ち出してるのを見て、「日本政府もああやったら良いのに」って思った人たくさんいると思うんですけど、でもそれが最後まできちんとフォローされているかは別の話でね。外国って大風呂敷広げたあと案外あっさり「出来ませんでした、止めます」つって方針引っ込めたりするんですよ(そして謝らない)。
「日本政府はほんとに遅い」って批判している日本人達を見て思うのは、結局彼らは僕らの代表なんだぜってことですね。我々が普段しているのと同じ思考回路で緊急事態に当たるとああなるんですよ。政府がそれじゃ困るんだけど、でもこうやって企業からの連絡を読むと、「はっきりするまで何も言わない」「仮定の話はしない」「進捗は報告しない」みたいなのって日本人の文化であり国民性であり、これはもう仕方のないことなのかなって思いますね。