【ランニング】ストライドに関して最近感じたこと

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以前走っている時のストライドについて、自分と速いランナーを比較したときにピッチは変わらないが、ストライドの幅に違いがあるというようなことを書きました。



それを思い出して、ストライドを広めに取るようトライしてみたことがあったのですけど、最近気付いたことがあります。それは、ストライドを広くすればスピードが上がるのではなくて、スピードが上がるとストライドが広がるだった、ということです。原因と結果が逆だったんですね。



スピードを上げるには

スピードを上げるにはどうすれば良いかというと、心肺機能の強化と筋肉の強化の両方が必要です。どちらもすぐに上げるのは難しいことですが、どちらかというと心肺機能の方が回復が早く無理が効く印象があります。筋肉の方は限界が来てから回復するのは難しく、いかに使い切らないように使うかが大事。

ストライドが広くなるというのは、空中にいる時間が延びるということでもあり、それを支える筋肉が発達して体をより前に運べるようになったということです。逆に言えば、広いストライドを支えるにはそれ相応の筋力が必要で、ただストライドを広げただけでは筋肉に分不相応な負荷を掛けるだけだということになります。道理でストライド広げて走ると脚が持たなくなるわけだ。まだそこまでの実力が無いってことなんですね。


スピードを長く維持するためにはどうしたらいいんだってすごく悩ましい問題ですが、結局はまず持久力を鍛えてそれにスピードを乗せていくというイメージになるのかなと。週に3回ポイント練習があるなら、1回はスピード練習、1回はロング走、最後の1回はその両方を意識したビルドアップ走みたいな感じ。スピード走はストライドは広がるし、ロング走では狭まる、それを繰り返しながら使える筋肉を増やしてストライドが広がったときにも対応出来るようにすると。



練習は裏切らない

当たり前のことなんだけど、ランニングについて考えるとき最後に辿り着く結論はいつも、距離を踏むしかない、ということなんですよね。「練習は裏切らない」とはどの人も言うし先日京都マラソンでサブ3.5を久しぶりに達成した友人も言ってました。漫然と走るのではなくメニューを組んで計画的に鍛えていく。その繰り返しが結果として現れる。シンプルですごく良いですよね。だからランニングは良いんだよなあ。