飲食店向け業務用エレベーター(小荷物専用昇降機)の略称

食品用エレベーターのイラスト
複数階がある飲食店の場合、キッチンに小さなエレベーターがあるのが一般的です。それで料理や洗いものの上げ下げを行うわけですが、これ正式には「小荷物専用昇降機」というらしいです。確かに「人は乗らないように」って書いてあるし、そうなんでしょうね。



「小荷物専用昇降機」の略称は?

居酒屋の時は「ベーター」って呼んでました。つまり「エレベーター」の省略形。一般的な日本人にとってはあれはエレベーターなわけだし、とてもわかりやすいと思っていたんですけど、今のレストランに入ったらこれ「ダム」って呼んでました。「ベーター」とかけ離れすぎてて最初何言ってるかわかんなかったので、周りのスタッフに「なんでダムって言うんですか?」と聞いてみたんですけど、誰も知らず……昔からそう呼んでるからあれは「ダム」なんだっていう認識みたいです。んー。

調べてみると、どうやらああいうエレベーターを「ダムウェーター」って呼称することがあるらしいです。なるほどその省略形で「ダム」か。それならわかりやすい。わかりやすいけれども「ダムウェーター」ってなんなんだ。


主に物品の運搬を目的としたもので人が乗ることは厳禁である。かつては「ダムウェーター」という名称だったが、dumbwaiterがdumb(物の言えない, 口のきけない)waiter(給仕人)として差別用語にあたるため[17]、小荷物専用昇降機に変えられた。建築基準法の条文も同様に変更されている。

エレベーター – Wikipedia


なるほどね。かつてそう呼んでた、差別用語に当たるから現在は呼んでないんだけど、省略形としては残ってるってことか。ていうかそういう流れだったら「ダム」=「dumb」ってことなわけで、もう差別用語のど真ん中じゃないですか。それ良いんだろうか。日本人同士で誰も意味わかってないから直さないんだろうけど、いやあ、ぶっちゃけなんと呼んでもわかれば良いわけだから、それなら呼び方替えた方がいいと思うなあ。「ベーター」で良いじゃん。


そういうの、色んなところであるんでしょうけどね。