「京都市長選2020」誰に投票しようかな問題

※個人の意見です。



 2月2日投開票の京都市長選について、京都新聞社は25、26日に実施した世論調査に、これまでの取材を加味して情勢を探った。4選を目指す現職の門川大作候補(69)=公明党、自民党京都府連、立憲民主党府連、国民民主党府連、社民党府連推薦=が先行し、いずれも新人で弁護士の福山和人候補(58)=共産党、れいわ新選組推薦=と前京都市議の村山祥栄候補(41)が追っている。

 約2割の有権者が投票先を決めておらず、終盤戦の動向や投票率によっては情勢が変わる可能性がある。

門川氏先行、福山・村山両氏が追う 京都市長選で世論調査|政治|地域のニュース|京都新聞


3期目を終えて良くない意味で「慣れ」が見えてきた感じがする門川さんですが、それでも実績は十分だし、共産党その他の問題提起を得て市政を舵取りするにはやはり門川さんが不可欠では無いかとおもうので、基本的には門川さんを支持するつもりです。

投票日にはマラソン走ってるので、木曜日の仕事終わりか金曜日の出勤前に期日前投票を済ませるつもりです。最悪、マラソン終わってその帰りに投票所に寄るってのも出来るし。



対立候補(共産党推薦)

共産党についてはいつもながら市民の視点での問題提起があり、市政としては重要だと思ってはいるのですが、その推薦候補をトップに据えるべきか?となると話はまた別で、共産党についてはあくまで京都市が多様な視点を持つための一勢力として活動していただいて、トップにはそれら多様な意見を上手にまとめ様々な部署に顔を利かせながら実行することが出来る人を据えるのが良いんじゃないかなと思っています。

福山さんを市長にすれば良いことも悪いことも様々起きて盛り上がるだろうなあ、面白いだろうなあとは思うわけですけども、福山さんの公約を見るにグランドデザインよりも細かい施策の集合という印象であり、ぶっちゃけ市長じゃなくて市議会議員でも出来るんじゃねとも思うので、福山さんには是非次の選挙で市議会議員として名を連ねていただき、予算特別委員会等で今回公約に挙げた施策を順次提案、実現していってもらえればなと思います。市予算の1%未満で実施出来る施策なら、それで十分実現出来ると思います。



対立候補(第3勢力)

さて、では誰に投票するのか?というのが大事なところでありまして、門川さん支持なら門川さんに投票しなさいよというところではあるのですが、個人的に門川さん有利で大勢決まっているなら村山祥栄さんに投票するってのはアリだなあと実は思ってるんですよね。毀誉褒貶はありつつ、やはり地域政党として長く頑張ってきた彼の実績も認められるべきだと思うし、まかり間違って村山さんが当選したあかつきには、福山さんが当選したとき以上の大混乱になるだろうけれど、それでも長く市議会議員として活躍してきた人だし京都市と上手くやっていけるだろうという感じもあるし、まあそれもまた面白いかと。

ただ悩ましいのは、「俺ぐらい良いだろ」と思って村山さんに投票した結果、僅差で福山さん当選みたいなことになるってのがあり得るんですよね。それはそれでなあ。村山さんが2008年に市長選に立候補したときも、与党支持者に食い込んで得票率19.9%を獲得し、それが元で門川さんと2位候補(共産党推薦)とが僅差になったと言われているし、今回も同じことが起きかねない。それはなー。

村山さん市長は見てみたい気もするけれど、まだ41歳だし門川さん引退後でもいいかな。門川さんは今年70歳だしね。



それにしても

門川さんて、公明党、自民党府連、立憲民主党府連、国民民主党府連、社民党府連の推薦を受けてるんですね。立民、国民、社民はそこは福山さんを支持してやれよと思うんだけど、市政も複雑だってことなんでしょうか。野党と共産党って同じ左翼ではあっても伝統的にあまり仲良くないよなー。共産党が孤立主義なのかもしれないけど。