前回「京都マラソン2019」の5kmごとのタイムを見てみる
ランナーズアップデートのラップタイムを見てみるとこんな感じになってました。フルマラソンを4時間で走るために必要なペースは5分40秒/km。5kmだと28分20秒で走る必要があるんですが、ラップを見ると見事に1回たりともそれを切って走れてない。前半それを上回っているのは、「前半はペースを上げない」というプランを忠実に実行出来ていたという意味で良かったんですが、後半もそのまま(それなのに30km以降タイムが落ちてる)では実力不足と言われても仕方ない。うぐぐ。
実力以外に原因は何か無いかと考えるといくつか思い当たる節はあって、
- 直前に風邪を引いて熱を出してしまい、コンディション調整に失敗した
- 重めの追い込みから回復しないまま当日に臨んでしまった
- 給水所でスポーツドリンクだけ取っていたが、気温が高かったし水も取るべきだった
- 「ペースを抑える」走りを重心を後ろに残すフォームで行ってしまったので、足に余計な負担が掛かっていた
といったところ。特にコンディションについては、風邪を引いて順調とは言いがたかったのに、不安を払拭して必要以上に追い込んでしまったところはあったと思う。もしかしたら無理せず休んでぶっつけで臨んだ方が、良い結果が出たかも知れない。もちろんわからないけど。
あとペースをコントロールしながら走っていて気付いた「自分の癖」は、ゆっくり走ろうとすると重心を後ろに残して走りがちだと言うこと。前傾するとスピードが上がり、後傾すると下がるって思ってたんでしょうね。確かにスピードは下がるんだけど、でもそれはアクセルとブレーキを両方踏んでる状態であって、足の負荷を下げることにはなってない。当日もそれをやってしまっていました。25kmぐらいまでかな。
思い返してみればLSDを走るとき普通に走るよりも疲労感あるな、場合によっては足首が痛むなと思ってたんですよね。想定してたよりも楽じゃないぞと。その時は長く走るからその分ダメージが来てるんだろうぐらいに思ってたんですが、(感覚的に)前傾したままでフォームは変えずにピッチを落としたりストライドを狭くしたりすることでペースを落とすという方法に変えて走ってみたら20km以上走ってもダメージが大きくなく、愕然。お、俺は何をしていたんだ……「前半はゆっくり走らなければいけない」という思いが強すぎたんでしょうね。
給水含めた当日のレースプランについては、ある程度予測はしていくけど、結局予測してないことたくさん起こるので。給水だけはしっかり取る、スポーツドリンク飲んで水は時間掛けて飲む感じかなあと思ってはいるけど、あんまりね。予測に執着しても仕方ないし、状況を見て柔軟に判断していくようにしないとダメかな当日どれぐらい寒いのかもわかんないしなあ。京都マラソンは2月、家を出た時には2℃とかだったけど神戸マラソンはさすがにそこまではならないだろうし。
ちなみにペース配分に失敗した京都マラソン2018は
こんな感じでした。距離 | ラップ |
---|---|
0-5km | 29分39秒 |
5-10km | 29分6秒 |
10-15km | 28分21秒 |
15-20km | 27分46秒 |
20-25km | 26分49秒 |
25-30km | 28分3秒 |
30-35km | 31分5秒 |
35-40km | 36分24秒 |
40-Finish | 15分9秒(34分31秒換算) |
めちゃくちゃですね……10kmまでの入りがゆっくりすぎて焦ったんでしょうけど、それにしても15kmから25kmがあまりに早すぎる。26分台である必要はないなあ。この反省があっての2019だったけど、それでもまだ上手く行かないと。なかなかスッと行けないなあ。。
今度こそ30km地点で「ん?今回はまだ余力ありそうだぞ……?」とか思いたいわー。うむー。