全部で5年半いました
入ったのが2014年4月だったので約5年半いました。本当は3年ぐらいで辞める予定でいたんですけど、思ったよりお金が貯まらなかったことと、次の仕事のあてがなかったことなどの理由があり、それから2年半働くことになりました。当時はいろいろ悩んで決めたことだったんですけど、今振り返ってみると予定通り3年で辞めてても良かったかなあと思います。理由は3つ。
- 2017年3月の時点で既に責任あるポジションにいて、それ以降仕事内容的には上積みはなかった
- 入った時点での時給が950円、2017年4月に1050円に上がったけれど以降据え置き
- 経営効率化のためシフトが削られるようになり、2018年以降は月15日前後しか入れなくなった
目的が飲食業界に関する経験を積むことであったので、それが頭打ちになった時点で退職は決定していました(理由1)。それが遅れた理由は主に金銭的な理由で、健康保険始め退職後の見通しが立ってから仕事の引き継ぎを考え退職の環境を整えていったという感じになります。
退職時にもらったアルバムを見て考えたことは
なんというか、示し合わせたようにみんな、始めは怖い人だと思ってました
って書いてて、そうそう良く言われるーと思いながらまあ軽く傷付くわけですけど、でもねーそうなんですよね。顔の造形がね、そういう印象から逃れることを許さないんですよ。僕なりに気を遣ってなるべく笑顔で接するようにしたり、冗談を言ったりしてるんですけど、世間話をする同じ部署(飲食店で言うところのキッチン)の人間ならともかく、他部署(同ホール)の人間にはなかなかね。わかってもらえないよね。大丈夫、言われ慣れてる。話さえすれば面白いヤツだと思うんだけどなー
さて、なにをしようか
40代の退職エントリってどことなく悲壮感があるんですけど、僕の場合は他に稼ぎもあるし、そもそも辞めること前提でやってた仕事の終わりなのであんまりね。そういうのがないです。「卒業」って言ってくれた人もいたけど、ぶっちゃけそういう意識もなく、「修了」の方が近いかな。30代後半になってから、違う働き方、楽しんで働く働き方を学べたことはとても大きかったですね。将来自分で店やって、人を使うようになったときに役に立ちそうな気がします。男の子も女の子も色んな人に出会えてホントに良かった。今のところ個人的な希望としては、行ったことのないジャンルの店行きたいなと。スペインレストランと和食系居酒屋、フードコートはそれぞれ十分堪能したので、あとはカフェか、イタリアン、ラーメン屋、チェーン系ではない定食屋、インド料理屋……あー割とまだ候補ありますね。すごく働きたかったクラフトビールの店の面接に落ちてしまったのはショックだったけど、飲食業界は深刻な人手不足だし、僕みたいなヤツでも潜り込める余地がきっとあるでしょう。42歳のおっさんに対する風当たりは優しくないとは思うけれど、採用してもらえさえすれば、店の雰囲気向上から効率アップまで貢献出来る自信はあります。問題はなかなかそれをアピール出来ないことなんだけどね……
どんな店で働こうかな。楽しみ。
でもまあ、とりあえずここを定期的に読んでる人はみんな、「つきももキッチン」に来ると良いと思うよ。今日もまさに今、出町柳のカフェ「かぜのね」さんで営業中です。再来週は京都府庁で行われる「こだわりマルシェ」にも出るしね。今後もこれでやってきます。
人生マジ楽しいわー。