日本側から見た事情を超簡単にまとめると、
- 韓国に輸出していた資材、製品の一部が中国や北朝鮮に横流しされ、一部軍事利用されている疑いがある
- 疑いについて説明を求めても回答がない
- 軍事利用が可能な製品について1件ごとに許可申請が必要な措置を行うものとする(グループAからグループBへの変更)
という流れで、要は、
- 韓国が横流しなどしていないことを証明する
- 仮に横流しがあったとしても今後、それを厳重に取り締まるよう約束しそのための仕組みを具体的に提示する
- 横流しされたものの先行きを調査し、公表する
といったことをしてくれれば、疑いが晴れてまたは今後について信頼出来るとなって、グループ分けを変えなくて済むのだけれど、実際に韓国がやったことは、
- 横流しなどあるわけがない
- 徴用工問題に対する報復措置であるから断固抗議する
この2点張りで、そもそも問題など存在していないのに日本が勝手に邪魔してきたという認識。
どうなんですかねー。
外交の話を結論が出る前に詳らかにせよといっても無理なので、結局どんな根拠があって韓国に疑いを掛け、どんな手順で韓国に説明を求めたのかわからないし、韓国は韓国でどんな調査・報告をしたのか、もしくは報告するつもりがない(=グループ変更もやむなしだけど抗議はする)のか、その辺が全然よくわかりませんが、仮にこちらの問い合わせに答えないまま、撤回を要求すると言ってるんだとしたら、それはもうどうしようもなくないですか。
そもそもの話として、日本が韓国に疑いを掛け、軍事利用可能な製品の輸出の許可申請を厳格にするといっても、問題がない企業に対してはこれまで通り問題なく輸出されるわけでしょう。韓国が韓国国内での半導体生産に使う素材は、グループ分け変更後も変わらず輸出されるし、韓国は生産した半導体やそれを利用した電化製品を輸出して経済を維持出来ると思うんですよね。確かに多少面倒くさい手続きになるかも知れないけど、2003年まではそれでやってたんだし、韓国以外のアジア諸国はみんなその手続き踏んでるんだし、韓国だけを差別的に迫害してるわけでは全然ないのではないのかな。
日本にとって韓国が重要な国であるのは変わらないし、軍事利用に関する部分で確認さえ取れれば、再びグループAに戻せると思うんですよね。別に徴用工問題が解決してなくても。ただそれだけのことなのに、不買運動を始めとした市民活動を扇動し、対決姿勢を煽って問題に向き合おうとしないというのが良く理解出来ない。誰の利益になるというんだろう。挙げ句の果てに「北朝鮮と力を合わせれば、日本に対抗出来る」と言ってしまうわけでね。一国の大統領が、です。それ必要あるのかな。
【ソウル=共同】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は5日、日本政府による一連の輸出管理強化措置を改めて批判した上で、北朝鮮との経済協力体制が確立すれば「一挙に日本の優位に追い付くことができる」と述べた。北朝鮮との共闘で日本に対抗したいとの意向を示した形だ。
南北協力で日本に対抗 韓国大統領 (写真=AP) :日本経済新聞
あの西ドイツでさえ、東西ドイツ統一後は東ドイツの経済が重荷になって大変だったのにねえ……出来るのかな。
ドイツは第二次世界大戦後から40年にわたって分断され、旧東西両国が資本主義と共産主義という違った経済体制を敷いていたため、旧西ドイツと旧東ドイツでは大きな経済格差があった。旧東ドイツは東側の社会主義国の中では一番経済が発展していた「社会主義国の優等生」ではあったが、それでも世界屈指の経済大国である旧西ドイツとの差は非常に大きかったと言われる。再統一後のドイツは深刻な不況に襲われ、その影響は長く続いた。
ドイツ再統一 – Wikipedia
日本製品を買いたくないなら買わなければ良いし、日本に来るのが嫌なら来なくて良いし、東京オリンピックをボイコットしたいならそうしたら良いと思う。韓国民がこうなると手が付けられないってのはよくわかってるので、気が済むまでやったらいいんじゃないかな。何年かやって気が済んで、大統領がまともな人にかわったら、また話を聞いてくれたらと思う。
よくわかんないなあ。ほんとに。
仕方ないから韓国料理でも食べに行くかなあ。
もう逆に韓国フェアとかやって、韓国製品をみんなで買ったり食べたりしたったらいいんじゃないかな。皮肉っぽくなるけど、それだけ君らバカなことやってるんやでってなるんちゃうかなって。