昼の会社なんか1人必ず会社のメールアドレスが発行されていて、全員が必ずパソコンに向かう会社なので、デジタルにできないような法律でもあるのかなと思っていたんですけど、いやまあそんなことはなかったです。
給料日になると渡される、給与明細。 なぜ給与明細が必要なのでしょうか。 健康保険法などにおいて、税金や保険料などを控除(天引)した場合は、 その計算内容を「社員に通知する」ことが義務になっています。
第百六十七条 3 事業主は、前二項の規定によって保険料を控除したときは、 保険料の控除に関する計算書を作成し、その控除額を被保険者に通知しなければならない。
本来であれば「控除額だけ」通知すればいいのですが、給与がいくらかというものを従業員は当然知りたいため、給与明細を発行しているというわけです。給与明細の電子化 デメリット・メリット | クラウド会計ソフト freee
なるほどね。つまり法律上は、通知さえされていれば紙である必要はないと。普通は何らかのソフトウェアで労務管理をしているわけなので、給与明細を印刷しようがデジタル化しようが作る手間は変わらないしデジタル化しようと思えば出来るわけですね。大勢の分のデータを作る手順を変えるのは手間だし、今まで紙だったから良いじゃんというのも解るんだけど、僕みたいな好き者を除いては大体の人はちゃんと見てないだろうから、それをわざわざ紙に印刷するってなんか無駄な気がするなあ。
従業員がWebにログインして確認するってなってくれたら最高だけど(人事労務freeeはそうらしい)、でも会計ソフトを変えるってなると税理士や会計士との連携の問題もあるし過去データの引き継ぎとかもあるんでなかなかね。早くそういう時代にならないかなあ。