「内閣支持率」のグラフを更新しました。(2019年7月のデータを掲載)

国会議事堂

内閣支持率のグラフを更新しました。


使用データ

政治意識月例調査 | NHK放送文化研究所




内閣支持率



48→45


選挙が近いんですが、内閣支持率には特に影響は無さそうです。

先月のコメントで「アベノミクスが結果的にアレだった」と書きましたが、今はちょっと違うかなと思っています。確かに景況感は微妙だし、世界から金を取れる何かが育っているかというと目立つのはアメリカ企業ばかりだし、GDPも物価も上がらないし、素人にわかりやすい結果が出ているようにはとても思えないんですけど、ただね、居酒屋で大学4年生を見てると、なんだろうなあ就職に関する悲壮感が昔と全然違うんですよ。早くから始めてるとかインターンが充実してるとか、やり方自体が変わったって言うのも大きいけれど、それ以上に、「求人がある」。

就活が簡単だなんて言うつもりは全くないけれど(実際大変そうだし……お金も掛かる)、でも結果だけ見ると、名のある会社に早く決まるっていう感じがここ4年ぐらいの傾向なんですよね。その前は、会社訪問してもしてもしてもしても決まらなくて落ち込む大学生(有名私立大学でも)もいたんですけど、最近はいない。新卒採用なんて「設備投資」と同じようなお金の使い方だと思うので(余裕がなくなったら切るという意味でも)、それが回っているということは、景況感に不安はありつつも足下のお金は回ってるって言うことなんだろうなと思うわけです。大人にはわからないかも知れないけれど、そういうところにじんわり効果が出てるのかもしれません。


まあそれも、米中摩擦で吹っ飛びそうですけどね……



政党支持率



参議院選挙が21日投開票ということになりまして、ようやく各党数字が入って来ました。

先々月のコメント

来月の調査のタイミングでは候補者もだいぶ出そろって、自民党と「支持政党なし」の数字が減り、各党に分配されて選挙を占う感じになっていくんじゃないでしょうか。

がようやく出てきて選挙だなあって言う感じなんですけど、気がかりなのは野党の支持率が伸び悩んでるところ。立憲民主党と共産党はこの倍ぐらい支持率あっても良いはずじゃないですか?支持者の声のデカさ的にも。日本維新の会だって、いろいろアレなことも起きてますが、もう少し数字があっても良いはず。山本太郎さんの政党は「その他の政治団体」なんだろうけど、これまでの傾向から考えると多くても0.7%ぐらいしかないです。あんなに声デカいのにね。彼女の人のFacebookは山本太郎さんの政党への支持を訴える声で埋まってるらしいですよ。


聞くところではそうは言っても自民党は結構苦しいということらしいですけど、じゃあ誰選ぶの?といわれたとき、選べないんですよね。。

最近「社会主義」の歴史について勉強してるんですけど、様々な派生や混同をなぎ払って原理を突き詰めると、社会主義と言うのは自由主義の対角にあって大きな政府を持つスタイルのことなんですよね。日本で社会主義っていうとまず社民党、そして左派の立憲民主党と国民民主党、さらに共産主義としての共産党があるわけですけど、社会主義の原則に即して考えると一番の社会主義政党って自民党ですよね。どう考えても。左派野党が自民党との差別化を図ろうにもなかなか出来ない理由はその辺にあるんだなあと思いました。大筋では同じで細かい政策で差別化するしかないって言うね。そりゃ勝てんわ。社会主義政党の内紛見せられても国民だって盛り上がらないよなあ。小泉純一郎元首相が目立った理由もその辺にあるんでしょうね。あの人は自由主義っぽかったですからね。


さてそろそろ期日前投票行くんですけど、どうしようかなあ。