【続】Mac miniでBluetoothイヤフォンを繋ぐと音がこもる問題(macOS mojave 10.14)

Bluetooth イヤフォンを mac mini に繋ぐとコーデックが勝手に変更されて音がこもってしまう(音が悪くなる)問題について以前書きました。


Mac miniでBluetoothイヤフォンを繋ぐと音がこもる問題 | mutter


その時は割と誤魔化して改善したのですが、ダミーで設定した Bluetooth レシーバーが削除されたのか設定が戻ってしまい、再び音がこもるようになってしまいました。手元にはレシーバーはないしこれはどう直したらいいんだ……と一瞬悩んだのですが、目先を変えて検索してみたら修正方法が見つかりました。

ポイントは、

  • Bluetooth イヤフォンをハンズフリーモードにしない

です。



Additional Tools をインストールし設定する

通常は自動的に設定され、手動では設定できないのですが、Appleの提供するデベロッパーツールを使用すると、使用するBluetooth の音声出力についてカスタマイズすることが出来ます。

詳しくはこちらのサイトにあります。

MacのBluetoothに本気(apt-X)を出させる。 | さかまきの日々

ただ使用するツールは「Additonal Tools」に含まれるようになっているので、次のURLにアクセスして「Additonal Tools for Xcode 10.1」というものをダウンロードしてください。

https://developer.apple.com/downloads/?name=for%20Xcode


で、先のサイトでは高音質で再生するために「apt-x」と言うコーデックを使うように指定していますが、今回は高音質にこだわらずとにかくハンズフリーモードにならなければ良いので「Disable Handsfree profile (allow Headset only)」にチェックを入れます。

ss_2018-12-15.png
チェックを入れたら、対象機器を再接続します。

これだけでOK。音がこもることはなくなります。
(その代わりハンズフリーでは使えなります。念のため)



お試しください。





高音質の指定もしてみたけど

周りの環境の問題か、僕が使っているBluetoothイヤフォンのせいかわからないけれど、音が途切れることが多かったので断念しました。一応、AACにもaptXにも対応してるのが売りだったはずなんだけどなー。まあ僕はそんなに音質にこだわりがないので、良いんですけどね。