【京都マラソン2019】「42.195km 走りきれるのか」という不安との戦い





長い距離を走ることに対してすごいねとか、よくそんなの走るねとか言われることがよくあるんですが、なぜそこまで追い込んでいるのか?ということへの最も大きな答えは、「42.195km走りきれるか不安だから」ということになるんだろうなと思っています。そう言うと、「でも別に今回が初めてじゃないでしょ?」と言われるんだけど、確かに初めてではないけど、でもレース前は毎回必ず「こんなの走れるわけねーじゃん」と思ってるんですよね……もちろん、当日になってしまえば走るしかないし腹くくって楽しみになってるんですけど、そこに辿り着くまでの1ヶ月2ヶ月はほんと不安。普段走ってる距離は1日10kmとかで、それで疲れてんのにその4倍も走るんですよ。ありえんでしょ。

じゃあその不安をどうやって解消するのか?っていったらそれはもう練習するしかないです。誰もが知ってることですけど、経験を積むことで自信がついて、不安は感じなくなっていくわけで、もし日常的に40km走る練習を出来るのであれば、少なくとも走りきれるかどうかという不安はなくなるでしょう。実際、最近2週間に1回くらいのペースでハーフマラソンの距離(21.1km)を走ってるおかげで、今ならハーフマラソンだったら完走出来ないってことは無いなと思えます。経験を積むってすごい。

でもなー。40kmを練習で走るって、現実的じゃないんですよね。陸上部じゃないんだから。高橋尚子さんは現役時代、レース前3ヶ月で13本全力40km走をしていたそうですが、Qちゃんだからなあ……1回30kmは走っておこうと思っていますが、同じ距離を走ることでマラソンの距離に対する不安を消そうと思っても難しい。となるとあとはもう、過程ですよね。こういう過程を踏んで、こういう練習を積んでレースに出たら楽に完走出来たみたいな話の積み重ね。間接的ではあるけれどそれも成功体験になるし、何度も重ねれば自信にもなるでしょう。僕の場合まだフルマラソン自体4回目だから、まだまだ自信にはならないけれど。

だから、練習するんですよね。1ヶ月前からお酒を飲まないというのも、別に飲んだからって大して変わるわけじゃないってのはわかってるんですけど、どこか過程で手を抜いて当日に影響があったら後悔するから。ただでさえ働いている時間が長くてコンディション調整が難しいので(睡眠時間が短いとやっぱり回復が遅い)、せめて出来ることはしたいっていうね。まあ減量だけはなかなか思うように進まないんですけど……


京都マラソンまであと2ヶ月を切りました。ここから1ヶ月が一番の追い込み時。
怪我に気をつけて走り込みたいと思います。今年こそ、京都マラソンでサブ4を!