調べてみたらこれ「ぎっくり背中」と呼ばれているようで、背中の筋肉を痛めることで起きる症状のようです。どちらかというとぎっくり腰より肉離れに近い?
ぎっくり背中の真の原因は?ぎっくり背中の対処法とオススメ予防策! | ぎっくり腰の痛み対策!|ミヤネおばさんの痛み相談所
ふっとした動作で背中に激痛が走り、そこから何日もい痛みが続き、腕や頭を少し動かすだけでも背中が痛い・・・!ちょっと腰を動かすだけでも背中が痛い・・・!寝返りもくしゃみでさえもツライ・・・!といった経験はありませんか??
その症状はもしかしたらぎっくり背中かもしれません。
(中略)
ぎっくり腰と同じように、ぎっくり背中とは正式な名称や医学的な用語ではありません。ぎっくり腰と同じように、急に起こった背中の筋肉の痛みに対して、それをぎっくり背中と呼ばれている方が多いようです。ぎっくり腰が急性腰痛症と言われるのに対し、ぎっくり背中は急性背部痛とも呼ばれます。
(中略)
ぎっくり腰とぎっくり背中の違いは、痛み症状が起きる体の部位が異なる点にあります。ぎっくり腰は腰付近が痛くなりますが、ぎっくり背中では、首から腰まで間の背中部分に痛み症状が発生します。
そして、この背中にある筋肉や筋肉を包む膜状の組織に、疲労やダメージが蓄積する負担がかかりすぎると、背部の筋肉が負荷に耐えきれなくなり痛み症状が発生するのがぎっくり背中です。
ぎっくり背中とは!?ぎっくり腰によく似た急激な背中の痛みは「ぎっくり背中」だった|原因と対処方法を解説 | BoDiSIL(ボディシル)
ぎっくり背中の正体は、背中の肉離れです。
背中の筋肉や、筋肉を包む筋膜がダメージを受けることで鋭い痛みが表れます。
長時間同じ姿勢を続けていると筋肉がこわばります。
筋肉のこわばりが続くと、今度はけいれんを誘発し、痛みが出てしまうことがあるのです。
なった経緯や書かれている状況が似ていて、多分合ってそう。原因は運動不足や疲労の蓄積というよりも、寒さで体が固まったまま走り続けたことかなと思います。走る前のストレッチは最低限にして、序盤緩いペースで走りながら体をほぐしていくスタイルにしているのですが(小出義雄先生の著書にそうあったので)、まだ体が寒さに慣れていない時期にはもう少し事前のストレッチを増やすべきでした。脚の筋肉にばかり意識が行っていて、まさか背中を痛めるとは思っていなかったので……
あとは去年に比べてデスクワークが増えたことも原因かもしれません。肩や腰、膝には疲労が蓄積していそうですし、ランニングフォームを維持しようという意識とそれら疲労のバランスから、背中に負荷が掛かってしまった可能性はあります。運動後にストレッチを行ってほぐしていたつもりだったんですが、それだけではカバー出来ていなかったようです。
治療期間と経過
早ければ2~3日、時間が掛かる人でも1ヶ月くらいで良くなるとか。だいたいぎっくり腰と同じような感じですね。1週間くらいは無理をせずに過ごし、痛みが引いてきたら軽い運動とストレッチを行って徐々に動かしていったら良いかな。ちなみに治るまでの経過は以下の通りでした。
1日目
- 深夜ランニング中に背中に痛みを感じる
- 深く呼吸するだけで激痛
- ランニングを中止して帰宅、入浴後湿布を貼って安静に
- 寝返り打てず
2日目
- 痛まない体の動かし方を模索しながら朝の準備。自転車での出勤はなんとか出来た。デスクワークでは正しい姿勢を維持していれば痛まない。が、右手を伸ばしたり、体をひねったりすると激痛。どうやら右背中の真ん中辺りを痛めたらしい。調べた結果、俗に「ギックリ背中」と言われていて、ぎっくり腰と似たような症状らしい。
- 夜の仕事は休みをいただいて、家にあったぎっくり腰用の湿布を貼って早めに就寝。
- 寝返り打つのはまだ難しい
3日目
- 10時間寝て、いつもより少しだけ早く起床。前日に比べると寝返りを打ちやすくなっていて、回復している感じがある。
- 朝の準備をして出勤。
- 仕事は昼までで、帰宅後安静に。夜には少し動きやすくなってきて、ゆっくり風呂に入って早く寝る。寝返りはゆっくりであれば痛み無く出来るようになってきた
4日目
- カフェ営業のため、朝早く起きる。前日、前々日まではかなり不安があったけれど、起きてみると割と動ける?重く詰まった感じはあるものの、慎重に動いていれば激痛が走るということは殆どなく、くしゃみも痛みなく出来るように。1日立ち仕事でも背中は悪化していない、ただしそれをかばっているせいか腰がかなり張ってきているので要注意。背中に悪影響を与えないようにしつつ、腰のストレッチも行う。
- この日もゆっくり風呂につかったあと、早く寝る。
5日目
- 痛みを感じることはほとんどなくなったけれど、肩から腰にかけてこわばりを感じるので、背中に負担をかけない範囲で軽くストレッチ。体各所の鈍り感が大きいので、明日あたりから少しずつ運動したほうがいいかもしれない。
- ゆっくり風呂につかり、翌日早いので早く寝る。
6日目
- 首を振るとまだ少し痛みを感じるが、それ以外は特に問題なし。
- ただ、かばっていたせいか腰の張りがひどくぎっくり腰のアラートが鳴っているので、ストレッチを強化。
- それ以外の点では特に問題はなくなった模様。良かった……
予防策
予防策としては、自分が思っていた以上に筋肉が硬くなっていたと言うことなので、入念なストレッチしかないですね。運動前にするストレッチを増やすのはもちろんとして、起床時や入浴後、デスクワークの後などにもルーチンとしてストレッチを入れていくと良さそうです。自分は運動不足とは無縁だなんて思っていたんですが、甘かったですね。年齢を重ねると、体のメンテナンス1つとってもやることが多くて大変です。おっさんになるってのはこういうことだぞ。ランニング中の姿勢も良くなかったかも。フォームを意識するあまり、余計な力が入っていたかも知れません。気合いが空回りって言うか。定期的にリラックスして力を抜き、体が硬直しすぎないように気をつけながら走るようにした方が良さそうですね。特に冬は。皆さんもお気を付けください。
あとはもう慢性的なんだけど、睡眠不足。日中時間が取れない分、深夜に色んなことをやろうとして寝るのが遅くなりがちなんですよね。睡眠時間5時間切るとか普通にある。その辺を是正していきたいんですけど、走ること、ゆっくり風呂につかって本を読むこと、ネット巡回、仮眠のどれかは諦めないと時間は作れないわけで……なかなか難しい。
だいぶ良くなって思うことは、キビキビ動けるって素晴らしい。カフェ営業の時も自分ではおっかなびっくり動いていて、もう少し効率的に動ければ、相方の仕事をもっと手伝えただろうし、お客様の不便をもっと減らせただろうなあと思うんですけど(そのせいってわけではないけど、持参した新しい皿を1枚割ってしまったし)、怪我してしまったものは仕方ないので。同じようなことを繰り返さないように予防するしかないですね。
治療期間中、いろいろと細かいことを世話してくれた同居人に感謝。ありがとう。