京都醸造のタップルームで飲むビールは最高でした

京都醸造タップルーム 2018/07/22
京都でクラフトビールを作っているブリュワリーの中で一番好きな京都醸造株式会社。そんな京都醸造では、毎週土日の12時から18時まで工場内のタップルームで生ビールをいただくことが出来ます。定番のものから季節限定のものまで全部で10タップ、他で飲むよりも若干お安く、そしてもちろん新鮮。ビールだけの提供ですが、フードは自由に持ち込んで良いスタイル。


存在は以前から知ってはいたんですけど、場所が場所だけになかなか足を向ける機会がなく、しかも土日の昼間ってあんまりお酒を飲む習慣もないので、なんとなーーく行かないままになってたんですよね。それが同居人と友人の計画に乗っかる形でようやく実現。めちゃくちゃ暑い中、行ってきました、西九条まで。



タンクを見ながら飲める贅沢

工場内のタップルームはとてもシンプルかつ機能的に作られていて、入った瞬間から好印象。こういう店作りたいよなあと思いつつ、2階へ。まだ早い時間だったこともあって席は確保できて、1階でビールを購入。

1杯目は定番の中で一番好きな「一意専心」(Belgian IPA)。





すっきりとして飲みやすく、美味しい。
暑い中歩いてきて良かった……



各人持ち寄りのおかずをつまみつつ(ラスクと唐辛子の組み合わせがすごい美味しくて食べ過ぎた)、話を弾ませつつ、すぐに2杯目。2杯目は「毬男」(Belgian Double IPA)。





系統は「一意専心」と同じなのだけど、こちらはよりしっかり苦味、濃くてこれまた美味しい。でも後味はさっぱり。暑いせいか、結構さっぱりした飲み口のビールが多い印象。まあ、どっしりしててちびちび飲むよりも、ごくごく飲みたいよね、夏だしさ。同居人が注文していた「初夏のせせらぎ」(KOSHIHIKARI RICE SOUR ALE)なんかも、すごく爽やかでかなり酸味があってかなりすっきりしたビールでした。


タップルームからは工場内を見ることもできます。酒造りの現場は、きちんと掃除され整頓されていることが大事と言うのを聞いていましたが、京都醸造の工場内は隅々まで本当に綺麗に手入れされていて、ものの配置も機能的、特別大きいというわけではないけれど、見ていて幸せになれる工場でした。こういうの好きだなあ。





最後、3杯目は「夕暮れに吠えろ」(American Amber)。





少し色濃い目のこのビールは他に比べると少し甘味がある感じ。ホップも効いていてかなりコクを感じます。さっぱりしたビールで喉を潤しておいてから、このビールに移行ってのはかなり正解だったような……まあたまたまなんですけどね。本当はこのままずっと飲んでいれれば良いんですけど、どうも昼に飲むのは苦手で……いつも以上にすぐ酔っちゃうんですよね。というわけで、これ以上飲むと本当に帰り道夕暮れに吠えそうなので、この「夕暮れに吠えろ」で打ち止め。


工場の外には木箱がバラバラと並べられていて、来たときは「暑くてここでは飲めないなあ」と思っていたんですけど、帰るときに見たらお客さんで一杯。夕方になるとちょうど工場の陰になるんで、直射日光というわけではなくなるみたい。でも暑いけどね。春とか秋とか良い季節だったら、ここに座ってだらだらするのも良いかもなあ。






いやあ……幸せな時間でした。最高。また行こう。



京都醸造株式会社



京都醸造株式会社 Kyoto Brewing Company