外と自分の境界線



切れてからしばらく諦めていた、アンクレットをまた付け始めました。なぜ付けていなかったかって単純になかなか気に入るものがなかったからです。僕はナチュラルな奴が好きなんですけど、完全にナチュラルなやつ、皮とか糸と貝殻とか、そういうやつが気軽に手に入らなかったんですよね。雑貨屋とか覗いてはいたんですけど、どうも気に入らなくて。大概、石とか付いててそれが好きじゃない。で、先日、ネットで探してたら運良く気に入るのが見つかって、買ってみたら思ってたとおりのものだったので、それ以来付けています。

しばらく外していた左耳のピアスをまた付け始めました。前回付けていたのはいつだったか全く思い出せないけど、多分、少なくとも5年以上は前じゃないかなあ。よくふさがっていなかったもんです。少し抵抗があったけれど、別に痛みはなくスッと入りました。仕事柄、昼の仕事は質素な格好の方が良いので付けないけど、夜の方は付けていても大丈夫。といっても、若くもないんだし、あんまり見た目派手じゃないものを選んではいます。フープピアスは付けられないかなー。家では付けてるけど。

ブレスレットは、どれくらい振りだろ、20代半ばくらいの時に付けてたかなあ。その後もちょいちょい付けてたと思う。何か手に付けたかったんです。始めは腕時計にしようと思って、大好きだったSWATCHを調べ直したりもしてたんですけど、冷静に考えたら僕、時間見ないんですよ。時計付けてても。携帯あればいいし。それに飲食業で時計して働くって衛生的にダメじゃないか(そういう就業規則はないけどさ)ということもあって、やめ。代わりに、アンクレットで付けてるナチュラルなやつと同じやつを手首に。軽いし、邪魔にならないし、シンプルでいい。


全然気にしてなかったけど付けてみて思うこと

なんとなく付けてしばらく暮らしてみて思うことは、これ、何かの「境界線」のように思えるんです。完全に後付けなので、そうする意図があったということでは全然ないけど、足先と体本体を分けるのがアンクレット、手先と体本体を分けるのがブレスレット。外からの影響があってもそれをそこで押しとどめて、内側まで影響させない。つってもまあ、右足と左腕には何も付けてないじゃないというのはあるんだけど、あくまでイメージの話なので。


自分と自分の外側の境界線。言葉や感情に揺さぶられ、外と自分の境界が曖昧になって自分自身を保てなくなりそうなときに、それを意識する。あるかもしれないですね。