束の間の118円台、すぐに121円台に戻りました。しばらく安定していたので値動きをきっかけに処理した人が多かったのと、でもやっぱりよくよく考えるとすぐにどうこうって言う情勢ではないよなということとかなあと思ったけど、これを読むとむしろ値が戻ったのはただの反発で、状況によってはさらにドル安が進むことも考えられるってことらしい。一服程度?
〔マーケットアイ〕外為:ドル121円前半でもみあい、株価堅調でも買い上がる材料欠き | Reuters
ドル121.14円付近。日経平均株価が堅調に推移しており、ドル/円も仲値公示を挟んで一時121.32円までじりじり上昇した。200日移動平均線の通る120.70円付近がレジスタンスと意識されてきたが、前日にこれを上抜けており、底堅さが意識されてきている。ただ、ドルはその後ややや弱含んで推移している。
これまでの上昇は「下げ過ぎの巻き戻しであって、自律反発の範囲内。中国株も1日しか上昇しておらず懸念が残る中では、上値を追いにくい」(国内金融機関)と、この先も買い上がっていくほどの材料には乏しいとの声もある。
目先では、前日の高値121.40円や、まとまった売り注文が観測される121.50円で頭が押さえられそうだとの見方が聞かれた。
中国経済はかなり危ういけど、それでも7%程度の経済成長を続けているのは事実なので、長いスパンではダメになる可能性はあっても、もうしばらくは大丈夫なんじゃないのと思うんですけどね。これがマイナス成長になったって言うなら大問題ですが。というのを、黒田さんの会見読んで思いました。詳しいことはわかんないですけど。
アメリカを訪問している日銀の黒田総裁は26日、ニューヨークで講演しました。この中で黒田総裁は世界的に株安が連鎖する発端となった中国経済の現状について、「上海市場で株価が急落するなど市場の混乱はあったが、中国政府には政策対応を取る余地がある。長期的には、経済は減速するがことしと来年にかけては6%から7%の高い経済成長を維持できるだろう」と述べました。
ただなー。「高い成長を続ける唯一の経済大国」という側面から、過剰に期待されてる面はあると思うんですよね。その期待込みの「理想」が「現実」に置き換わる瞬間に、株価暴落とかそういうことが起きることはあるかなあと。勝手に期待され、それが崩れたっていって勝手に暴落し、それが引き金となって経済本体が減速ってなったらなんかこう、モヤッとしたもんがありますけどね。経済本体はただそこにあっただけなのになあという感じの。