macで開発するに当たり、半年くらい「NetBeans」を使っていたのですけど、どうもコード補完の動作が怪しいことがあって、CSSの補完をしなくなってしまうことがあるとか、他のPHPファイルのメソッドを補完してくれないとか(何か設定したら良いんでしょうけどわからなかった)、ちょっと不便に感じてきたのでWindowsで使い慣れた「Eclipse」に戻りました。出戻り。
で、Eclipseは良くも悪くもEclipseなので、大した問題も起こらず快適に使えているのですけど、NetBeansにあってEclipseにない機能で唯一欲しいなとおもったのが「getter/setter」の自動生成機能。クラス内に定義した変数の中から任意のものを選んで、getter/setterを自動生成、挿入してくれるという機能で、コンテナ的なクラスを定義しているときにとても重宝します。
Eclipseの定番と言えば、getter/setterのテンプレートを作って手動でメソッドと変数を入力するという方法で、個人的にもそれを長く使っていたのですけど、手動入力がだるい、というかもっというとメソッドは大文字始まり、変数は小文字みたいな風に書きたいのに掛けないのがストレスなんですよね。
public function getSample()
{
return $sample;
}
自動生成機能ならそれを自動的に変換してくれるのでストレスフリー。素敵すぎます。
インストール方法
注意:僕の環境ではこれをインストールすることで後述する不具合が出ています。その不具合とのバランスを考えてインストールしてください。
というわけでインストールしてみましょう。
参考にしたサイトはこちら。
wordpress MEMO: eclipse php setter/getter を自動生成したい
こちらの記事にある「2.の方法」に従って「PDT Extensions」をインストールしたらOK。それだけで動きます。getter/setter自動生成機能だけでなく、PHP開発に関する複数の機能がインストールされます。詳細はこちらで確認してください。
PHP features | The PDT Extension Group eclipse p2 repository
このインストールで生じる不具合
「PDT Extensions」をインストールしたところ、「右クリック > 新規 > PHPファイル」が動かなくなりました(アンインストールしても戻りませんでした)。新しいPHPファイルを作成したい場合には、「表題なしのPHPファイル」か「PDT Extensions」で追加される「クラス」「インターフェイス」を選ぶ必要があります。
慣れの部分でちょっと不便だなとは思ったのですが、動かないものは仕方ないですし、個人的には「getter/setter」の方が大事だと感じたので、「ウィンドウ > パースペクティブのカスタマイズ」で「PHPファイル」の表示を削除して対応しました。
不具合確認環境
- Eclipse 4.4 Luna
- Pleiades
- Aptana
- PDT Extensions