話を聞いてみると、「家で料理なんかしない」と答えた人たちと同じく、
- 家のキッチンは狭いし料理しづらい
- 調味料が揃ってない
- 洗いものに気を遣う
みたいな事も言っていたのだけれど、結局そういうのを上回るレベルで「料理をすることが好き」。仕事で散々料理してるんだし休みの日は料理しなくて良いのにと思うんだけど、仕事では店の料理を作っているけど、自宅では自分が好きな料理を好きなだけ作れるっていう点で違うみたい。そりゃそうかー。仕事で料理していれば色んなアイディアが浮かぶけど、店のメニューでそれをすべて試すわけにはいかないしね。深夜、自宅に帰ってから翌日のために出汁を引くっていう人までいて、もうね、どんだけ料理好きなのと。
料理が好きな料理人も、料理は職場でやれば十分って言う料理人も、どちらのタイプもいるんだろうけれど、個人的には料理が好きな料理人の方が好感持てるなあと思いました。やっぱり、その人が作るものにはその人自身が投影されるものだと思うんですよね。美味しいものを食べたい、美味しいものを作るのが好きっていう人が作った料理の方が、何となく美味しくなるような気がします。家でファーストフード食べてる人が作った料理よりもね。