「ノンオイルなラタトゥイユ」を作ってみた

ラタトゥイユ作りました #dinner おいしー


あれこれと冷蔵庫に野菜が余っていたのでこんなときはラタトゥイユ。
「重ね煮」の技法を使えばノンオイルで十分美味しく出来ます。




材料

  • 茄子 …… 中3本
  • 人参 …… 中3本
  • 丸ズッキーニ …… 半分
  • ピーマン …… 2個
  • 玉ねぎ …… 中1個
  • にんにく …… 2掛け
  • トマト缶 …… 1缶
  • 塩 …… 小さじ2
  • クミンシード …… 小さじ2
  • シェリー酒 …… 大さじ3

材料は各ご家庭の冷蔵庫の事情に合わせて調整してください。
シェリー酒はなければ白ワインで。



作り方

  1. 茄子、ピーマン、丸ズッキーニは一口サイズにカット。人参は1センチ角に。玉ねぎはスライス。にんにくはみじん切り。
  2. 鍋に塩(小さじ1)、クミンシードを入れて火に掛けます(中火)。
  3. クミンシードがパチパチしてきたら火を弱めて(弱火)、玉ねぎを入れます。
  4. 玉ねぎがしんなりしたら、人参、茄子、ピーマン、丸ズッキーニの順に入れます。かき混ぜない。
  5. 塩小さじ1と、にんにくを上から振り、トマト缶を入れます。このときもかき混ぜない。
  6. シェリー酒を入れてかき混ぜずにそのまま蓋をし、中火にして10分。
  7. 10分経ったた蓋を開けて全体をかき混ぜ、味見。味がぼやけているようであれば塩小さじ1を足す。お好みで、チリパウダー、パプリカパウダーなど。
  8. 全体に火が通ったら完成。


上下に塩を入れ、その間に野菜を重ねていき、最後に生姜またはにんにくと水分を加えて蒸し煮にする技法を「重ね煮」と言います。マクロビオティックの影響があるのか、野菜を入れる順番は根っこから葉っぱの順に入れるみたいなルールがあるみたいですけど、正直どうでも良いと思います。あとで混ぜるんだし。ただこの技法で調理すると、全体を蒸し煮に出来、オイルを使わずに短時間で野菜に火を通せるのでとっても便利です。慣れれば、どんな料理でもこれでやれます。

オリーブオイルの風味が欲しい人は、お皿に盛ったあとでオイルを加えるという方法もあります。



感想

うまー。

我が家の味付けは基本的に薄味なので、もしかしたら塩味を中心に味が薄いかも知れませんが、その辺は適宜味を見ながら調整してください。チリパウダー入れると刺激的な感じになるので夏にはオススメ。

あと、シェリー酒はなかなか一般家庭では用意しないと思いますけど、独特の風味がラタトゥイユにとってもよく合うのでオススメです。チャンプルーやソーキの泡盛と同じく、ケチらずに入れるのがコツです。シェリー酒にも色々と種類があるので買うのに困るかも知れませんが、「ヘレス」ないしは「フィノ」と書いてあるやつを買ってください。困ったら「ティオぺぺ」を買っておけば大丈夫です。Amazonではえらい高いですが、少し大きめの酒屋さんなら1,300円くらいで売ってるはず。