なんかもう週報みたいになってきましたが、今週末もまた大きな値動きが。ここ数日、一時86円台に戻しつつ全体としては最近87-88円で落ち着いた感じだったのですが、日本が夜の間に急にまた円安が進みまして一気に89円。グラフを見る限り東京の取引が始まって落ち着いた感じはありますが、それでも「今週も1円、円安が進んだ」と書くとなんかすごいえらい感じになりますな。どうしてこうなった。
今日の燃料は「日本の経常赤字の増大」だそうです。
東京為替:ドル・円は一時89円35銭まで上昇、日本の経常赤字で円売り優勢(フィスコ) – ニュース・コラム – Yahoo!ファイナンス
ドル・円は89円17銭付近で堅調に推移。ドル・円は一時89円35銭まで買われた。今日11日に発表された11月の国際収支(経常収支)は、-2224億円となった。市場予想は-170億円程度だったことから、経常赤字の増大を意識した円売りが優勢となっている。
また、NYダウ、日本株の大幅上昇を意識した円売りのフローも観測されているが、日本の経常収支が赤字となったことが円売りを促している。ユーロ、豪ドルに対する円売りも観測されており、ドル・円の取引にも影響を与えているとの声も聞かれている。
というわけで、市場の予測を大きく上回る数字が発表されたことが値動きに繋がったということのようです。ほんとなんというか情報戦ですな…エディ・マーフィ、ダン・エイクロイド主演の映画「大逆転」を思い出しました。確かあれはオレンジの収穫発表を巡っての戦いだったはず…まあだからなんだという話ですけれど。
おかげで輸出企業を中心に日本の株価も好調らしいので、いいことなのかなー
日経平均は昨年来高値更新で10800円台を回復、為替相場の円安が追い風に/寄り付き概況(フィスコ) – ニュース・コラム – Yahoo!ファイナンス
日経平均は続伸で始まった。昨年来高値を更新して始まり、2011年2月以来の10800円に乗せてきている。10日の米国株式相場の上昇や、為替市場でドル・円が2年半ぶりに89円台、ユーロ・円が118円台と2011年5月以来、約1年8ヶ月ぶりの水準と、円安が追い風に。また、寄り付き前に発表された貿易関連統計を受けてシンガポール(SGX)先物が上げ幅を拡大させていたこともあり、オープニング・ギャップとなった。
円安進みホンダやマツダが高値など自動車株が全面高(サーチナ) – ニュース・コラム – Yahoo!ファイナンス
トヨタ自動車 <7203 > は11日、続伸となり、4280円(75円高)で寄ったあとは4285円をつけて3日続伸基調。円相場が東京市場でも昨日夕方から1円近い円安の1ドル88円台に入り、ユーロでは3円近く下げて118円台半ばに達したため、買い安心感が広がっている。昨年来の高値は1月7日の4325円。となっており、ホンダ <7267 > やマツダ <7261 > や日野自動車 <7205> が高値に進んでいる。
ユーロ円は118円12銭、ポンド円は143円90銭
この一週間でユーロは3円、ポンドは2円の円安。
ええー値動き過ぎじゃね?
やばいなあ…