衆議院選挙の体制が明らかになったことを受けて円安に。84円台。
あれ、最近ってそんな相場だったんだっけ。
前回記事を書いた11月末には81円84銭だったし、1週間前でも82円30銭くらいだったのに、
選挙を挟んで一気に円安が進んでます。
なんでなんだろう…
ユーロ・ポンドも同様に円安模様
先月末にはそれぞれ、1ユーロ105円76銭、1ポンド132円21銭だったのが、
今日は1ユーロが110円58銭、1ポンドが135円87銭。それぞれ5円程度の円安になってます。
なんなんだー
どうしてこうなった
「経済的な意味で自民党への政権交代を好感」的な記事を見掛けたのですけど、素人考えだと、経済が好調になる兆し→通貨高じゃねーの、とか思ったりします。特にアメリカは「財政の崖」(ブッシュ時代に始まった減税措置が期限切れになり予算削減と相まって経済的に厳しくなる…らしい)があって先行き不安→ドル安なんじゃ…まー、通貨の価値は経済の好不調で決まるわけではないというのは以前学びましたけれどもね。【読書感想文】 安達誠司 / 円高の正体 | mutter
それでもなんかこう考えてしまうわけです。
と言ったところで、専門家の記事を拾うとこんな感じ。
日経平均は一時9900円台回復、自民圧勝で日銀への緩和圧力期待=17日寄り付き(モーニングスター) – ニュース・コラム – Yahoo!ファイナンス
17日の日経平均株価は前週末比158円12銭高の9895円68銭で寄り付いたあと、高値圏でもみ合い商状。一時9900円台を回復している。衆院選で自民党が公明党とあわせて3分の2の議席を獲得して圧勝。日銀への金融緩和圧力が強まるから、円が対主要通貨で下落したため、輸出関連株や、不動産、金融セクターなど軒並み買われ、東証1部では全面高となっている。
ああ、そうでしたそうでした。
お金はインフレ率の低い国に資金が移動していくんでした。
自民党は日銀に対してより一層の金融緩和とインフレターゲットの設定を求めるといってたので、その辺を織り込んでの円安ってことですか。ああそうね。
ドル急伸、84円台前半=自公大勝で円売り加速〔東京外為〕(17日午前9時)(時事通信) – ニュース・コラム – Yahoo!ファイナンス
週明け17日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、衆院総選挙で自公が大勝を収めたことで円売りが加速し、1ドル=84円台前半に急伸した。午前9時現在、84円15~15銭と前週末(午後5時、83円66~67銭)比49銭のドル高・円安。
今回の総選挙をめぐっては自公勝利が見込まれていたが、3分の2以上の議席確保は「想定以上の勝利」(大手邦銀)と受け止められ、日銀に対する緩和圧力がさらに強まる可能性が高まり、早朝から円売りが加速した。
ただ、ドル円は前週末の米国市場で83円台半ばに下がっており、そこから84円台前半に値を上げたのは「やや過剰な動きではないか」(別の大手邦銀)とされ、目先は利益確定の売りなども予想され、84円台前半で「いったん水準調整になる」(外資系金融機関)との見方が多い。
ユーロは対円で急伸、対ドルで小幅高。自公大勝を受けて、円は対ユーロでも活発に売られ、早朝には一時、111円台に乗せる場面がみられ、その後はドル円の伸び悩みを眺めて緩んでいる。午前9時現在、1ユーロ=110円79~80銭(前週末午後5時、109円68~70銭)、対ドルで1.3165~3166ドル(同1.3110~3111ドル)。(了)
とはいえ、まだ別に何も成し遂げたわけでもないので、とりあえず「先を見込んで円を売る」けど「それより利益確定の方が大事なので調整も入る」のでこの辺で落ち着いてあとは今後の状況次第…みたいな感じなんですかね。いいとこで落ち着いてくれると助かるんですけどねーなんともなんとも。
あ、個人輸入は今のうちですかね。わかんないけど。