メール執筆で最近気をつけていること

「そとのせきもいいかんじですよ」


昔からメールの文章が長くて、それで面倒くさがられたり上手く伝わらなかったりすることが多いです。自分としては誤解されたり曲解されたりするのが嫌なので、説明できる部分は全部説明したいと思って書いているのですが、まあ…長文を書けば良いと言うことでは無いですよねえ。背景がきちんと説明されて無くても、自分の意図を含めた装飾的な言い回しではなくても、意図が伝わればそれで良しと言うね。

そんなことを思って最近は、メールを書き上げたあと、大体分量にして2/3くらいまで圧縮するようにしています。基本はカット。関連して書いておいた方が良いと思って書いたこと、メールの元々の趣旨から外れるようなものはカット。「僕は実はこう思ってますが実際はこうなってる」みたいな言い回しは、「実際はこうです」という形に圧縮。相手に対する感想のようなものは、それが趣旨で無い限り極力カット。最終的には、テキストの修飾ではなくてテキストの内容で感情を表現できていれば良しとする、という感じ。

何か感情が生じて伝えたいことが生まれたからメールを書いているわけで、感情的になりやすい僕にとってその表現を抑えることは結構大変な作業なのですけど、考え方として、不満があってそれを口に出すことで満足を得ようとするのではなくその不満を解消して満足を得るようにしていきたい、という変化なのかなあと思っています。正直、なかなか上手くは出来ませんけどね。

ちなみに事務連絡だけしたい場合には、テンプレ改変が常道ですよね。いわゆる「オトナ語」で構成された見事な文章。ただ問題は僕が「オトナ語」を嫌いだと言うことなんですよね…少ない単語数に相互に伝わる含意を忍ばせるというのは日本人として生きるためのテクニックだとは思うのですが、そこのところを譲れるためにはまだもう少し揉まれる必要があるようです。要するに譲りたくないって事なんで、出来るとは思えないですけど。