久しぶりに一乗寺「高安」に行ってきました

高安なう!10年ぶりくらい! #lunch


左京区から引っ越してしまって以来すっかり足が遠のいてしまっていたラーメン「高安」ですが、今でも健在どころか有名に拍車が掛かっているようなので「ラーメン食べたい」という休日の衝動を利用して行ってきました。たぶん、10年ぶりくらいかあ。引っ越しの時に両親と行ったような覚えが。新店舗になってからだと3回目くらいだけど新店舗になってからももうだいぶ経つよね。

そうそう、高安、いまでこそカフェと見まごうようなオシャレな店舗で営業していて、場所も東大路通りに面した解りやすい場所にありますが、以前はもう少し南西の住宅地の中にあったのでした。床が脂で少し滑るカウンター6席・2人がけのテーブル2席くらいの狭い店で、働いているご夫婦もよく見えるというそういうお店。その僕が通っていた頃の店舗に比べると今の店は広くて明るくてその代わり厨房は見えないお店になって随分変わったけれど、味は多分変わってない。醤油辛いのではない、脂でこってりなのでもない、だしつけ麺のようでもない、「ダシのきいた少しあっさり目の豚骨」というのはありそうであんまりないのですねぇ。高安は高安。

…などと解った風なことを書いていますが、実は食べてみてから、「ああそうだった、高安ってこういうラーメンだった」って思い出しだのでした。なぜだか想い出の中にあった高安はもっとこってりとしたラーメンになっており、京都ラーメンより天下一品寄りだったような気がしていたのですが全然そんなことは無かったぜ。記憶ってのは当てにならないもんだなぁ。あっさりしたラーメンや、ダシが主張するラーメンを好んで食べている内に、相対的に高安のラーメンを「こってりしたラーメン」と思い込んでしまっていたのでした。違うやん。正直すまんかった。

僕が店に入ったのが昼間の13時半頃で(運良く並ばずに入れた)店を出たのは14時頃だったのですが、平日昼間の14時でもお客さんが10人ほど並んでいて、人気の高さを伺わせました。変わらないなぁ。店大きくすればするほど忙しくなるだけって言う(笑)食べることだけ考えたら支店出して欲しいなぁとも思うけど、同時に今の体制を維持して貰うのが味を維持するのに一番いいのかなぁとも思っています。中京区から北泉通りはちょっと遠いけど、また行きます。