2日目。
この日もいろいろと書きたいことがあるのですけど、まずはこのことから。
バンコクの中心で、鶏に起こされる
,. -‐””'””¨¨¨ヽ(.___,,,… -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『おれは都会の真ん中で寝ていたと思ったら
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ いつのまにか鶏に起こされていた』
|リ u’ } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ’eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/’ ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 発展途上国だからとかラープガイにして食べちゃえよだとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::… イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
ホテルの窓は二重になっています。ちょうど窓の外にエアポートレイルリンクという空港とバンコク中心部を結ぶ鉄道と国鉄が走っており、その対策のためでしょうか。
しかしこの二重窓がちっとも防音性がない。というか鍵すらありません。そりゃ機密性も低いよね…ということで、踏切の音もばんばん聞こえるのですけど驚いたのは、鶏の「コーケコッコーーー!!!」という鳴き声で起こされたこと。日が昇る5時くらいから鳴き始め、一日中鳴き続けて夕方にようやく鳴き止みます。最初は「タイってそういう田舎なのか」と思ったのですが、タイ人の友人にその話をしたら、「In Bangkok!!!???」ともの凄い勢いで驚いていたので特にそういうわけではないようです。ホテルの近所にそういう人がたまたまおり、またホテルの窓が「枠」だったためにそうなったという。
おかげさまで滞在中、寝坊することはありませんでしたが、正直言ってこんなモーニングコールを望んでいたわけではありませんでした……恐るべし!他のホテルに泊まる分には特に問題ない事だろうとは思いますが、まぁそういうこともあるということで耳栓を一応用意していくと良さそうです。
バンコクの第一印象……この街は、美味しい!
前日空港に着いたときに彼女が行った言葉、「ああもうほら、バンコクっぽい匂いがすごいするでしょう?」日本から着いたばかりで花粉症による鼻水を引きずっていた僕にはその香りが全く解らず、「そうなのかなぁ、わかんない」などとぼんやり答えていたのですが、この日、ホテルを出た瞬間に言葉の意味を理解しました。この街には香りがある!それも、スパイスと食材を炒め合わせた匂い。そんな香りがどこから…と疑問に思いましたが、角を曲がってすぐに把握しました。歩道橋の下にあったのはこんな屋台。
これはやばい。
取りそろえはサラダ、炒め物から始まり、焼き物、和え物、カレー、デザートと何でもあり。朝の9時にこれですよ。今食べるのか昼ご飯なのか買っていく人も結構な数います。んでこの屋台が特別おかしいのではなくて、似たような屋台は通り沿いにもの凄い数ある。そりゃ匂いがするわけですよ…染みつくとか言うレベルではなくて、今現在そこに匂いの元があるんですから。
タイのスパイスの匂いがダメなひとにはこれは多分拷問でしょうね。そんなひとがそもそもバンコクに来たいと思うかは解りませんけど、僕にとってはこれはもう良い香り以外の何ものでもありませんでした。さきほどホテルで質素な朝ご飯を食べたばかりだというのに、もうお腹が減ってきたような…すぐにご飯屋へ向かう予定だったのでこのときは我慢しましたが、香りの威力を改めて思い知りました。
バンコク、鼻でも味わえるところ!
最初の目的地は「ベジタリアン・ソサエティ」
数々の屋台に後ろ髪引かれつつ向かったこの日の最初の目的地はタイのベジタリアン食堂、その名も「ベジタリアン・ソサエティ」。週末だけ開催されるバザール「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット」の近所なので、少し早いお昼ご飯を食べに行こうと言うことになっていたのです。順路はホテルからBTS(モノレールみたいな感じの高架鉄道)のRatchathewi駅まで徒歩で。
そこから「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット」の最寄り駅Mo Chit駅まで。
さらにMRT(地下鉄)に乗り換えて一駅西のカムペーン・ペッ駅へ。
さらに路地を徒歩5分。
到着。
初めてのフードコート。
時間は11時とまだ少し早かったのですがせっかくなのでお昼ご飯に。場内はこんな感じ。既に大分賑わっています。ぶらっと見ただけでも美味しそうで心ときめく。フードコートで料理を買うためには、まずチケットを購入。その上で注文したい料理のところに行ってあれこれ指示を出せばOK。
とりあえず100B交換したのですが、ここめっちゃ安いので100Bなんか絶対いらない。あとで解ったことですが。まぁでも余った分は返金してもらえるので切りの良い金額で買っておいたら良いです。
この日の2人の選択はこんな感じ。
パッタイ20B。つい油断して「砂糖抜きで」と言いそびれてしまったので、脇にがっつり砂糖を盛られました。まぁ油断して無くてもタイ語(マイサイ ナムタン)は出てこなかったと思いますが。
ご飯と茄子の炒め物、15B。「コーカーオ」(ご飯をください)といったあとに、欲しい惣菜を指させば上のようによそってくれます。よそう惣菜が1種類の場合15B、2種類で20Bです。
相方の注文はこれ。
ご飯に豆腐の和え物。それから、ベジミートのラープを別の場所で追加して貰っています。しめて35B。2人合計しても70B、日本円にして200円切ってますね。しかもベジ、そして味の方も…
うまーーーー!!!
まじか。驚愕。タイすげえ。とんでもない。しかもこれ、ここ一個所が特別に美味しい・安いというのではなくて、普通にこういう店が点在しているという。どんだけ豊かなのよ。びっくりします。店は昼前だというのに、なかなかに賑わっておりました。
少し長くなってしまったので2日目前編はここまで。
続きはまた明日!