【メモ】 Windowsネットワークが不安定なので調べたことなど

社内2フロアにあるWindows機24台がネットワークを形成しているのだけど、
どうも最近不安定でおかしいなぁ…と思って調べたことなど。

現在の基本的な症状はこんな感じ。
  • 時々アクセスが遅くなる
  • 見えないコンピュータがある
  • ワークグループのコンピュータ一覧が見られなくなってしまった

特に現在進行形で困ってるのは3。
接続できないわけではない(「\\コンピュータ名」で接続できる)のだけど、
社員のレベルは様々なのでできればGUIで見れるようにしておきたい。


以下、適当に列挙。



Windows 7がネットワークにはいると不安定になる?

購入して簡単な設定だけしたWindows 7端末を同一ワークグループに入れたらネットワークが不調に。
具体的には、一覧を表示しようとすると、

Workgroup Name にアクセスできません。このネットワーク リソースを使用するアクセス許可がない可能性があります。

と出て表示できない。
この現象はWindows 7を搭載した各端末にて以下を確認・設定を行ったところ解消した。

  • 「ネットワークと共有センター」でネットワーク探索を有効に
  • 「ネットワークと共有センター」でフォルダ共有を有効に
  • 「ネットワークと共有センター」でパスワード保護の共有を無効に
  • NetBIOS over TCP/IPを有効に
  • 「サービス」でComputer Browser、Server、Workstationを自動で開始に

参考

「WindowsXP」と「Windows7」のファイル共有(ネットワーク接続設定)
Windows XP で、共有ファイルやフォルダーにアクセスできない、またはワークグループ内のコンピューターを参照できない



マスターブラウザの調整

社内にあるPCは最近発売されたものから2001年発売のものまで様々なのだけど、
再起動のタイミング次第ではどのPCにもマスターブラウザになる可能性があり、それが不安定の元に
なっていたようなので、十分なスペックのある特定の端末のみマスターブラウザになるように設定。

参考

マスターブラウザーの設定

なおこの設定を行ってすぐにマスターブラウザが変更になるわけではなく、
より優先度の高い端末が起動するか、現在マスターブラウザになっている端末をシャットダウンする必要があるようだ。



ネットワークの状態、どの端末がマスターブラウザかを調べるには

Windows XPの場合、サポートツールに含まれる「browstat.exe」を使うことで調べられる。

参考

Windows XP Tipe – マスターブラウザの手動設定
Windowsネットワークのマスタ・ブラウザを調査する - @IT

なおサポートツールをインストール際に、「Typical」でインストールしたら「browstat.exe」が含まれてなかった…
必ずオプションを含めてインストールを行うこと。

なお、ネットワーク内に複数のワークグループがある場合、

browstat status グループ名

とすることで自分が所属していないグループの状況も調べられるようだ。



マスターブラウザの強制選出

次のコマンドでマスターブラウザの再起動無しでマスターブラウザを再選出させることが出来る。

browstat elect <Transport> <Domain>

でも、優先順はなんか解りづらいね…(理屈は解りやすいけど実際どうなってるのか?が)



Mac端末もネットワークに参加させる

非常に古いiBookが3台と、比較的新しいMacBookが1台あるのでネットワークへの参加を検討。

参考

WindowsユーザーのためのMac OS講座

ただ、一部のMac端末は不特定多数の人間が触れる環境にあるので、安易に社内ネットワークに繋ぐのはダメかな…
セキュリティを上手くコントロールできるならもしくは参照を一方通行に出来るなら、の条件付き。



その他の情報

まだ確認していないけれど、セキュリティソフトのファイアウォールでポートが閉じられてる事があるらしい。

参考

異なるバージョンの Windows を実行している自宅用コンピューターのネットワーク

完全にアクセスできないと言うことではなく、表示されないだけなのでこれは関係ないか。