創作活動している人の悩みと、10歳年上から見える景色とか
ニコニコ動画で創作活動をしている人たちをTwitterでフォローして、
ツイートを眺めたりたまに会話したりしてるんだけど、
折に触れて思うのはやっぱり自分は34歳なんだなぁ…ということ。
年上が偉いとか年下が未熟だとかということを言ってるんじゃなくて、
自分が20代前半の時に考えて悩んでいたようなことを、時代が変わった今でもやっぱり考え悩むんだなぁと。
僕が見てる「彼ら」と「当時の自分」とにあんまり距離がないように見える。
「当時の自分」を振り返ると、
「今はそういうエネルギーの注ぎ方出来ないなー」という部分もあるし、
「視野が狭すぎたから上手く行かなくて余計な悩みを生んでたんだよなー」とか思う部分もある。
10年歳を取った自分が、その10年前の自分にアドバイスをするのは簡単なことだけど、
多分…そのアドバイスが無くて悩んだり困ったりしたことが良かったんだと思うんだよね。
今だったら例えば「どう評価されるか」とか「風潮に対する不満」とかそういうことに対して、
「そんなこと考えてたって仕方ないし自分のしたいことをするだけだよ」と思えるけど、
それは別に僕が生まれつきそういう考えだったわけじゃなくて、
悩んだり考えたり愚痴ったりした中で色んな葛藤があってその結果としてこうなってるんで、
そこんとこすっ飛ばして「10年後の結論」だけ投げつけてもなぁ。
あんまり意味がないし、面白くもない。
悩んでる当時はきつかったけど、今思うとそれが一番面白いからなー
あと年長面してドヤ顔で説教するのがあんまり好きじゃないってのもあるのよね。それはそう。
昔は後輩にたいしてそうしてたこともあったかも知れないけど、だんだんそうじゃなくなってきた。
頼られれば答えるけど、個人的には苦悩して頑張ってるのを見てるのが好き。
虐めてるとかそんなんじゃなくて、殆どの場合、そうして苦悩してるときが面白いんだよ。うん。
それを自分がアドバイスしたいという理由で邪魔するのはなぁという。
まぁニコニコ動画で創作活動をしている人たちに出来るアドバイスなんかそもそも無いけどな(苦笑)
人生論みたいなどうでもいい説教くらいしかない(苦笑)
だからまぁそういうツイートも読んでるだけで言及することはほとんど無いのだけど、
ただ少なくとも言えることは、
色々と指摘することは出来るだろうけど、
そういうのを全部足しても僕は気に入ってます。ええ。
いいんじゃないかな。