【読書感想文】 西原理恵子 / 西原理恵子の人生一年生 (2号)
2003年の本ですが、古本市で買ったということで回ってきた。
内容は全体的に企画本。若かりし頃を振り返ったり、関係者が「オフ」のときのサイバラについて語ったり、
しりあがり寿さんと画力対決をしたり、ロフトプラスワンでトークライブやったり、ストーリーマンガがあったり。
盛りだくさん。お腹いっぱい。ちょっと胃もたれするくらい。うぐぐ。
内容は相変わらず面白くて、特に重松清さんによるロングインタビューが面白かった。
父親、兄、友達、夫、息子…今まで触れてきた男に焦点を当ててるんだけど、単に毒舌を吐くだけじゃない、
「それでも好きなんだよなぁ」といういつもは枠のすぐ外側に置かれている「ダメな感じ」がストレートに出ていて、
とっても良かったです。
この本が作られてた2002年というと、まだ「毎日かあさん」が始まる直前というところで、
どっちかっていうと昔のサイバラの「ギスギスした感じ」が残っててなんだか懐かしいような、怖いような。
今は「毎日かあさん」の大ヒットもあってか結構自然体で余裕ある感じで、
この本の中のサイバラとはちょっと違う、本当に「お母さん」っていう印象なんですけどね。
どっちも好きだけど、どっちかって言うと今の方が安心は出来るなー(苦笑)
もちろん紙面上の演出だけで本人は変わらないのかも知れませんけどねw
まだまだ子育ても大変だと思いますが、
これからも元気にやって欲しいと思うばかりです。押忍。
ああ、5,300メートルとか登ってるから大丈夫かw