「新譜」 – よくよく考えると違和感のある単語

今日、ロットングラフティーの新譜が届きました。

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ロットングラフティー
インディーズレーベル 2011-02-02
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最近とんとロットンの新しいCDを買ってなかったので、新譜を買うのは久々です。しかも予約とか。
この1つ前のも同時に買って聴いてるんですが、健在。

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ROTTENGRAFFTY
PINE FIELDS RECORDINGS 2010-04-07
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聴くのは多分明日になりそうですけど、楽しみです。



ところで話はロットンのことじゃなくて

「新譜」。

新譜の「譜」は、楽譜の「譜」と同じなわけで、こんな意味です。

1 音楽の曲節を符号で書き表したもの。楽譜。曲譜。「―を読む」

2 物事を順序に従って系統だてて書き表したもの。系譜・系図の類をいう。

3 「棋譜」の略。
 


今回は当然、1の意味。新しい、楽譜/曲譜という意味なのですが、現代ではこれを「ニューリリース」の意味で使います。前に「レコード会社」という呼称は古くさいんで正しく「音楽会社」にすればいいのにと書いた気がするんですけど、今回も同じで、別に譜でもなんでもないのに語感的に慣れてるから使い続けてるんですよね。新譜。なんか他の言い方に変えればいいのにとか思ったりするんですけど、「新曲」だと1曲のことになっちゃうしなんかあんまり上手い言い方がない。オリコンその他いろんなところで今でも使われるし。やっぱり「新譜」か。「ニューアルバム」でも良いけど、個人的には「新譜」の方が好き。違和感あるとか言ってるひとが好きとか言ってるんだから世話無い。

いいじゃん、「新譜」。なんか音が可愛くて。