勘違いされがちなのは、「弱い人が酔いにくくなる」。まぁそういう人もいるのかも知れないけど、普通に飲める人にとっては酔いにくくなる効果はあんまり無いかも。でも、飲み過ぎた後には効果がある。レベルで言うと、吐いてしまうか、吐かずに収められるかくらいの違い。誤差とか言う無かれ。「吐く」という行為は胃をかなり痛める行為なので、それを回避できると言うだけで内蔵的な意味での健康度合いはかなり違ってくるのです。そういう意味でヘパリーゼ、大事よ。
ウコンの方は、事前に飲んでおくのも大事だけど、飲み過ぎた後にも効くのが特徴。基本的には「肝臓の働きを助ける」というもので、要は効果的にアセトアルデヒドを分解していけるということなんだけど、2日酔いが酷くなってから飲んでもだいたい30分くらいで効果が現れます。良くお酒を飲む人は家に備えておくと良いと思います。
(なお春ウコンより秋ウコンの方が2日酔いに効果があります)
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ちなみに…
良い対策のドリンクや薬には「酔いにくくなるプラセボ」というものも存在します。飲んだから大丈夫だという余裕が、意識をはっきりさせるという作用です。でも自分が良く思うのはやはり……飲んでるから大丈夫なはずだという油断。いくらウコンを飲んでいたからと言って上限がないはずはなく、ある程度飲めば容赦なく2日酔いにはなります。その時重いか軽いかは当然飲んだ量に依るわけで、「大丈夫だ、問題ない(ウコン飲んでる的な意味で)」と言って煽った翌日がよりしんどいのは必然です。そういう意味では、taqrockのコメントは的を射ていて、効かないっちゃー効かない(でもウコンの力よりは効くよ)。
つーわけで、ウコンは万能ではないぞ。身の程を知るように » 俺。