自分が太り過ぎか痩せすぎか?それを量るのに様々な数値があります。体脂肪率とか、BMIとか。どれも所詮「概算値」なので健康体かどうかはCTスキャンでもしない限り分からないのですが、そんなこと高いお金出していちいちやってられないしとりあえず手っ取り早く知りたいよね(もしくは自分は太り過ぎじゃないことを客観的に主張したいよね)と言うことでこういう数値が色々とあるのだと思います。多分ですけど。
一般的によく知られている数値には例えば以下のようなものがあります。
- 体脂肪率
- ボディマス指数(BMI)
- ローレル指数
またWikipediaによると、上記以外にも以下のような色んな数値があるようです。
- ブローカ式桂変法
- 加藤法
- カウプ指数
- ポンデラル指数
その他にもこういう数字は世界に大量にあるようですが、まぁあんまり出してもアレなのでこの辺りで。基準値のよく分からないものもありますが、とりあえず順に自分と比較してみます。
体脂肪率
専用の機器を使用して計られる体内の脂肪の割合。微弱な電流を流して計測する「生体インピーダンス法」が一般的。日本の場合、適正値は以下の通りとされています。
男性 | 30歳未満 | 14%以上20%未満 |
---|---|---|
30歳以上 | 17%以上23%未満 | |
女性 | 30歳未満 | 17%以上24%未満 |
30歳以上 | 20%以上27%未満 |
僕の場合、今日現在で15.8%。30最上の男性としてはやや低い数値。
ボディマス指数(BMI)
以下の式で求められる値。BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)
日本肥満学会の場合、基準は以下のようになっています。
18.5未満 | 低体重 |
---|---|
18.5以上25未満 | 標準 |
25以上 | 肥満 |
僕の場合、今日現在で21.57。「標準体重はBMI22.0のとき」という日本肥満学会の基準で言えば大体標準。
ちなみにBMIの数値から僕の身長での適正体重を計算すると、最小で56.01kg、最大で75.69kgになります。範囲をなるべく広く取らないと数値としての使い勝手が悪いのは分かりますが…さすがに、幅あり過ぎじゃないのかとも(苦笑)
ま、60kgくらいまでは減らしてもOKってことでしょうか。
ローレル指数
以下の式で求められる値。主に学童を対象とした数値。ローレル指数 = 体重(kg) ÷ 身長(cm) ÷ 身長(cm) ÷ 身長(cm) × 10000000
判定基準は以下の通り。
100未満 | やせすぎ |
---|---|
100以上115未満 | やせている |
115以上145未満 | 標準 |
145以上160未満 | 太っている |
160以上 | 太りすぎ |
小学生の頃とかこれで計られてましたね。懐かしい。
今やって信憑性があるかよく分かりませんけども一応計算すると、今日現在のローレル指数は123.96。一応、標準的。
ブローカ式桂変法
以下の式で求められる値。値は標準体重とのことです。ローカ式桂変法 = (身長(cm) – 100) × 0.9
僕の身長で言うと、66.6。お、偶然でしょうけど、BMIから求められる標準体重と同じですね。
加藤法
以下の式で求められる値。値は標準体重とのことです。加藤法 = (身長(cm) – 50) × 0.5
僕の身長で言うと、62.0。おっと随分数字が小さいなー。Wikipediaによると「ブローカ式桂変法 と比較すると、身長が低い人の標準体重が軽くなりすぎないかわりに、高い人ほど軽過ぎの標準体重になる傾向がある」とあるけど、その辺使い分けの目安とかないのでよくわからない。BMIと比較した感じでは、174センチの身長では、加藤法より桂法の方が信頼できるのかな?
カウプ指数
以下の式で求められる値。カウプ指数 = 体重(kg) ÷ 身長(cm) ÷ 身長(cm) × 10000
ってこれ、BMIと同じです。なので判定基準なども同じ。
ポンデラル指数
以下の式で求められる値(なぜか式がたくさんありますが日本で解りやすいのを1つ選んでみました)。ポンデラル指数 = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)
判定基準は以下の通り。
10.3未満 | 低体重 |
---|---|
10.3以上13.9未満 | 標準 |
13.9以上 | 肥満 |
僕の今日現在の指数は、12.40。標準ですね。
BMIと同様に僕の身長から適正体重を計算すると、最小で54.26kg、最大で73.23kg。なるほど。
まとめ
作られた式の年代に色々あるので、信憑性は微妙ですけど、まぁだいたい似たような数字になって行くみたいですね。身長174cmの僕の場合、56kg以上75kg未満、体脂肪率が17%以上23%未満であれば大体OKと。まぁ実際には体脂肪率をこの範囲で維持して75kgとか56kgとか難しいし、見た目の問題もあるんでこれで問題なしという話ではないんですけど。健康的な意味での1つの目安ということで。
参考
体脂肪率 – Wikipediaボディマス指数 – Wikipedia
ローレル指数 – Wikipedia
ブローカ式桂変法 – Wikipedia
加藤法 – Wikipedia
カウプ指数 – Wikipedia
Ponderal index – Wikipedia, the free encyclopedia
体格指数 – Wikipedia