【読書感想文】 美水 かがみ / らき☆すた(8)

らき☆すた (8) (角川コミックス)らき☆すた (8) (角川コミックス)
美水 かがみ
角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-10-09
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アニメ放送終了から早3年。

ブームは完全に終了して「らき☆すた」の話を聞くことも少なくなり、原作の方も盛り上がっていないんだろうと思っていたらば、いやいやなんだよまだまだ全然元気じゃん。よくわかんないけどこれ、ブームがどうとかいうんじゃなくて僕が目線を切ったっていう話なんだろうか。Amazonで検索してみると、関連商品も含めまだまだ続々と発売されているようだし。

Amazon.co.jp: らき☆すた

あんまりこういうの、主観ベースで話するもんじゃないなぁと改めて思いましたです。



肝心の新刊は?

こなた達は卒業して進学、下級生は進級で、マンガのメインは下級生に移っている感じ。こなた達は今やたまにエピソードが語られるくらいの立ち位置かな。下級生のメンバーには、最初は「あれ、これ誰だっけ…」とか思うキャラもいた(特にクラスメイトとか)けどまぁ慣れれば分かるかなと。結構それぞれきちんとキャラ立ってるので。


んで、読んでみて思ったんだけども、なんだろう、らき☆すたって全然変わってないのな。良い意味で。1巻とか最初の頃から振り返ってみると、途中アニメ化とかあってもの凄い盛り上がってる印象はあったけど、原作だけで見返すと別に何も変わっていなくて、結構淡々と繰り返し日常が描かれてる感じで。人気が出たからどうのってのはあんまり無いかも。ずっと「普通の日常」なんだよなー。これはこれでいいのかも。


アニメ放映中みたいな活気のある環境になることは多分もう無いとは思うけど、まそれはそれで淡々と続いていくんならそれはそれで良いし、多分次も読むよって感じかな。過去には「パタリロ!」みたいな例もあることだし、そう言うのがあっても良いかなと思う。

(アニメだけじゃなく)今までの原作が好きな人は、買ってみて良いと思います。はい。