遂に来てしまった最終巻。
そんな、卒業に向けての第4巻は、高校3年の夏休みから卒業式までの約半年間。
そうかー卒業かー。
けいおん!に関しては、アニメを見て散々泣いてきたんだけどもなんで泣いちゃうかっていうと登場キャラに感情移入してるから…もあるけどむしろなんていうか、自分の中高校時代に重ね合わせてるところがあって。生徒会とか文化祭とか受験とか。卒業式とか。高校2年の時の卒業式は、その時生徒会長だったんで送辞とかしてました。部活にはそんなに真面目じゃなくて思い出なんてほとんど無いのだけど、それが余計にね、なんか。やっとけばよかったかなぁとかね。だって、もの凄く楽しそうじゃん?高校時代は別に暗黒ではなかったけど、超楽しかった中学時代に比べると、まぁ何となく過ごした3年間(仮装の2ヶ月間除く)だったからなぁ。
登場キャラの中では、何でか知らないけど純ちゃんに凄い惹かれるんだけど(性格?重音テト的な髪型?それとも名字が鈴木だから?)、その純と憂が最後に軽音楽部を訪れるってのでなんか良かったなぁとか。バンドとかどうするんだと思うけど(苦笑)
個人的な感想を言うと、素直に「うん、やたら引き延ばすよりここで終わって良かったよ、良い作品だった!」と言えるかって言うと…言えないよねぇ。そう思った方が良いんだろうなと分かっていながら、やっぱりさーこの後の話も書いてほしいなとか思います。ええ。別に高校に視点を残さなくてもさ、せっかく全員同じ大学行ったならそこでの視点だってあるだろうし、そこと高校の2つの視点ってのもあるんじゃないかと。
最近読み返してた「YAWARA!」は、高校生から始まって大学、OLまで視点をうつしながら見事にそのストーリーを描ききっているから、論理としては不可能ではないんじゃないかと思うんだけど…やっぱり難しいんだろうなぁ。
ちなみに、あとがきは。
「この手の」マンガを手に取ってる皆さんならこんなこと書く必要はないかと思いますが、漫画を購入したら必ずカバーを外してみるように。メジャー出版社のマンガにはないけれども、こういう系統のマンガはカバー下にもうひとネタあるのが定番です。というわけで、最終巻の後書きはカバー下、表紙側に。
いやーもうホントに。お疲れさまでした。
そしてお別れ。
「あんまり色が付いてない方がアニメ化しやすい」という話なのかも知れないけど、「らき☆すた」の時もそうだったけど、殆どプロデビューしたての人のマイナーな4コマをネタに持ってきてアニメ化とか相当なことだったと思うけど、原作もアニメも本当に良かったです。やっぱなんだろ、らき☆すたの時もそうだったけど、複数クールはきついわ。愛着的な意味で。2クールって半年だよ。半年って長いよ。しかもけいおん!は第1期が1クール分あるしねぇ。
名残惜しいけど、これで終わり!
やー好きな作品だったな。ホントに。