2010年5月7日、カリフォルニア州クパティーノ、Apple®は本日、iPad™(アイパッド)が5月28日に日本および、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、英国で販売開始となることを発表しました。5月10日(月)より、これら9カ国のすべてのAppleオンラインストアで、iPadの予約販売が始まります。米国でのiPadの販売台数はすでに100万台を超え、App Storeからは1,200万本以上のアプリケーションが、新しいiBookstoreからは150万本以上の電子書籍がダウンロードされています。
まだ今のところ価格は未発表、3Gがどうなるか(価格、キャリアなど)も未発表ですが、とにもかくにも正式に発売が決定したと言うことで誠に喜ばしい限りです。価格の方は、アメリカの価格から考えるとWi-Fiモデルが49,800円~69,800円、Wi-Fi+3Gモデルが62,800円~82,800円とかでしょうかね。わかりませんけれども。(→ 追記あり)
そういうわけで大層盛り上がっているわけで僕自身も(予算さえ許せば)欲しいなぁと思ってるんですけれども、昨日iPhoneユーザーの友達に触らせて貰って料金を聞いて、ずっと燻ってたiPhoneに変えようかな案みたいのが再燃したので、とりあえずそっち移行しようかなとか思いつつ、一番大事なのは「で、いくらかかるのよ?」だったりするので、その辺ちょっと検証してみたいと思います。
(まぁ俺得なんですけどもね。)
.mobile th {
vertical-align:top;
text-align:left;
background-color:#cc6;
padding: 2px 5px;
}
.mobile td {
text-align:right;
padding: 2px 5px;
background-color:#ffd;
}
料金比較
というわけで、月額費用の比較です。現在使っているのはSoftBank 3G。この1月に割賦が全て終わったので、いつ機種変更しても良い状態です。まずはその3Gの使用状況から。
あ、ちなみに基本的に僕は超ライトユーザーです。通話は殆どしない、メールもあまり送らない、アドレス帳開くよりも目覚まし時計を止める回数の方が圧倒的に多い、そんなユーザーです。希少種ですかね?わからないですが。
現在使用中の3Gの月額料金(2010年4月)
料金(税抜) | 小計(税抜) | ||
---|---|---|---|
基本料金 | ホワイトプラン | 934円 | 1,868円 |
Wホワイト | 934円 | ||
通話料 | 980円 | ||
パケット代 | メール | 1,155円 | 2,910円 |
WEB | 1,755円 | ||
オプション | S!ベーシックパック | 300円 | 1,250円 |
あんしん保証パック | 475円 | ||
基本オプションパック | 475円 | ||
ユニバーサルサービス料 | 8円 | ||
計(税抜) | 7,016円 |
毎月7,000円。かなり安い部類になるんでしょうか。わかりませんが。個人的にはそれでもまだ高い気がするんですけど、色々考えるとこれ以上は減らせないですねぇ。Wホワイトにしているのは、通話の殆どが固定電話宛のためです。この月はたまたまぴったり980円でメリットが出てませんが、固定電話宛の料金が980円を超えるとWホワイトの方がお得です。
iPhoneの月額費用
さてiPhoneを購入した場合いくらかかるか、ですが。料金がわかりづらい携帯電話の中でもさらにわかりづらさに定評のあるソフトバンクですが、さすがにわかりやすいページを用意していました。そのページを利用すると簡単に料金のシミュレーションが行えます。
機種変更の場合
機種変更の場合、「バリュープログラム(i)」を利用することになるようです。
バリュープログラム(i) | SoftBank
iPhone3GS 32GB、2年払い、Wホワイトを設定し、通話料を現在と同じ980円とするとこんな感じ。
(基本オプションパック(i)は3Gに比べるとしょぼいので外しました)
料金(税抜) | 小計(税抜) | ||
---|---|---|---|
基本料金 | ホワイトプラン(i) | 934円 | 1,868円 |
Wホワイト | 934円 | ||
端末料金 | 457円 | ||
通話料 | 980円 | ||
パケット代 | 4,200円 | ||
オプション | S!ベーシックパック | 300円 | 300円 |
計(税抜) | 7,801円 |
えー。少し増えましたね。端末代の追加、パケット代の増加、オプションを減らした分(利用できないので)とで785円の費用増。でもこれくらいなら許容範囲内かなぁ。あ、「通話料金はSkype使えば安くなるよ」という話もあるかと思いますが、Skypeが使えるのはWi-fi経由のみ、僕の通話のシチュエーションは大体会社から家までの区間なので、あんまり変わらないかなということで。ていうかもともと「誤差」みたいなもんなのでどっちでもいいんですけどね。
買い増しの場合
買い増しの場合は「標準プライスプラン」を利用することになります。
標準プライスプラン | SoftBank
が、どうせパケット代を上限まで使用する予定なので、「パケットし放題フラット」に加入して「バリュープログラム(i)」を利用して新規購入した方がお得です。
バリュープログラム(i) | SoftBank
設定はiPhone3GS 32GB、2年払い。現在の端末を残すなら通話はそちらでするのでWホワイトは設定していません。通話料もなし。
料金(税抜) | 小計(税抜) | ||
---|---|---|---|
基本料金 | ホワイトプラン(i) | 934円 | |
端末料金 | 457円 | ||
パケット代 | 4,200円 | ||
オプション | S!ベーシックパック | 300円 | |
計(税抜) | 5,891円 |
代わりに3Gの方はパケット使用を控えることになるので、パケットは「パケットし放題S」に変更。コスト削減のためオプションを解除。
料金(税抜) | 小計(税抜) | ||
---|---|---|---|
基本料金 | ホワイトプラン | 934円 | 1,868円 |
Wホワイト | 934円 | ||
通話料 | 980円 | ||
パケット代 | 390円 | ||
オプション | S!ベーシックパック | 300円 | |
ユニバーサルサービス料 | 8円 | ||
計(税抜) | 3,546円 |
おお、安い。
でも2つで合計、9,437円也。2台分の料金としては激安だけど、僕の使用状況からすると携帯代10,000円はちょっと高いかな。買い増しの方はそれはそれで色々と便利なところがあるんだけども、まー素直にiPhoneに機種変更かな。
おサイフケータイとか
iPhoneを使うことにして困ることと言えば、最近頻繁に使用している「QUICPay」の存在。コンビニで実質カード決済できてもの凄く便利なんだけど、おサイフケータイなのよね、これ。とりあえず、オリコカードのページを見てみると。クレジットカード・ローン – オリコ QUICPay(クイックペイ)
クレジットカード・ローン – オリコ QUICPay(クイックペイ)ご利用FAQ(よくあるご質問)
Q. QUICPayカードとQUICPayモバイル両方持てますか?
A. それぞれ、1つずつお持ちいただけます。一度に両方をお申込みいただくことはできません。両方のお申込みをご希望される方は、二度お申込みください。
というわけなので、QUICPayカードを発行してもらえばいいっぽい。なるほど。チャージしているわけではないから、同じ端末を利用し続ける必要はないか。あとでQUICPayモバイルを廃止すれば十分。
(カード/モバイル両方もてるかどうかはカード会社によるみたいです)
その他のおサイフケータイは…一応、waonアプリとnanacoアプリが入ってるけど、今はどっちも使ってないからまぁいいか。電車通勤でもないし。
今買うべきかどうかの最後の問題。
費用と機能を考え合わせた結果、「機種変更でiPhoneにする」方向で決定しました。わーい。但し、あと一つだけ懸案事項があります。
これ。
米Appleは4月8日、「iPhone OS 4.0」を発表した。リリースは今夏の予定で、秋にはiPad向けにも提供する。また開発者向けに同OSのソフト開発キットのβ版をリリースした。
同バージョンでは、サードパーティーアプリを複数同時に実行できるマルチタスク機能、フォルダでアプリを整理できる機能、iPhone向けiBooks、モバイル広告プラットフォーム「iAd」などの新機能が盛り込まれている。
iAdは、アプリ内からフルスクリーンのインタラクティブ広告を表示できるというもの。現行のiPhone OSでは、ユーザーがアプリ内で広告をクリックするとWebブラウザが立ち上がって広告ページが表示され、広告を見終わった後でアプリに戻って来ないといけないが、iAdではアプリから離れずに広告を閲覧できる。Appleが広告枠を販売し、アプリ開発者は広告収入の60%を受け取る。
このほか新版には、企業向けのセキュリティ機能、ゲームのソーシャル機能をサポートする「Game Center」なども搭載されている(→詳細記事)。
ただし、iPhoneの既存機種すべてでバージョン4.0の機能が利用できるわけではないという。例えば、マルチタスクはiPhone 3GSまたは第3世代iPod touchでのみサポートする。
Appleは今夏、iPhone OS 4.0を搭載した新型iPhoneをリリースするとみられている。
要するに今年の夏(多分6月のWWDC)に新型のiPhoneが出そうなんですよね。OSは現在βテスト中の4.0が搭載され、マルチタスクに対応するとか。
iPhone OS 4.0発表イベントが終わったところだ。参加者一同、大量の情報に爆撃されて少々ぼうっとした顔つきで会場を後にした。とにかく盛りだくさんだった。マルチタスクのサポート、iAd広告プラットフォーム、Mailの大幅改良、その他その他。長らく待望されていたiPhone OSのアップデートの内容が詳しく明らかになった。
とりあえず、重要なポイントを箇条書きでご紹介しよう。
新型iPhoneはどうやら高解像度画面、前面カメラ、大型バッテリー等の魅力的なスペックを持つらしいので…どうせ買うならそれを待たない手はないかなぁと思ったり。でもリリース直後は品薄になるだろうし、それを待つと入手できても7月とかになりそうな感じなんですよね。いやー悩ましいなぁ。
まぁ現在の携帯電話の割賦が終わるのに2年待ったんだから、あと2ヶ月くらいなんてことはないです。はい。
そんなわけで結論。
今年の6月に新型iPhoneに機種変更します!ババーン。あ、それまでにAndroidの良いのが出たり、WWDCで新型iPhoneが発表されなかったりしたら予定は変わりますけどもね。
追記
iPadは結局ソフトバンクから販売されるみたいですね。料金他、こちらで見られます。
iPad 販売価格一覧表 | SoftBank
「24回払いマジック」(笑)なんですけど、Wi-fi+3Gの64GBモデルが月額3,220円(税込)。
上と同じ表記にするとこうですかね?
料金(税抜) | 小計(税抜) | ||
---|---|---|---|
基本使用料 | 4,200円 | ||
端末料金 | 1,638円 | ||
ウェブ基本使用料 | 300円 | ||
計(税抜) | 6,138円 |
端末として考えると24回払いとかちょっとアレですけど、携帯の延長として考えると月額6,000円ならとか思えてくるから不思議。いや、これ騙されてるよね、俺…