おめでとう!あなたのユニットバスカランはサーモスタット式カランに進化した!



住んでいるマンションは賃貸で随分古くて、湯沸かし器は旧型、エアコンは15年もののガスエアコン、
バスのカランは今どきお湯と水をその時々調合して出すタイプでありまして、昔懐かしいと思いつつも3日で飽きまして、
そのまま2年住んでるとさすがに面倒くさくなっていたんですが、

2年更新のおり要望提出の機会があったので管理会社と大家さんの双方に要望を出してみましたところ、
ユニットバスの根本的な更新は大工事になりすぎて出来ない(本当はパネルで湯温を設定できるタイプ、
出来れば追い炊きが出来るようにして欲しかった)けれども、カランを交換することで湯温を設定することが
出来るようにはしたいと思います、というお返事を大家さんからいただきまして、
おお、それは是非に!ということで交換と相成りました。

いやぁ、言ってみるもんだなぁ。


で、その工事が先日行われまして、カランが新しくなったわけですが、やー。なんかもう文明って良いねと思いましたです。
欲しい湯温を設定して蛇口をひねるだけで欲しい温度のお湯がいつでも同じように出せるの。
自分で感じててもの凄く「時代」を感じるんですけれども(そしてあまりに普通で誰も共感してくれないだろうとは
思うんですけれども)、いやしかし、そういうの大事。



交換されたカランはどうやらこれっぽい。

カタログ  – TMJ40C3S


個人的には「電子機器が入ってるでも無し、どうやって湯温を決めてるんだ?」と思っていまして、
「もしかして水が冷たくなる冬とかは同じ湯温にしても夏とは変わっちゃうんじゃないか」なんてことも思っていたんですが、

TOTOのカタログを見る限り、要は温度によって形状が変化する金属を利用することで、
設定温度と実際に流れる水の温度のバランスから湯と水の配合を決めて設定された湯温を反映させているということのようです。

ほほう。なるほど。

技術って素晴らしい。



んでもって、これはなぜそうなるのかよく解りませんけども「2ハンドルのカランと比べて1人1日5.3リットル節水できる」そうで、
2人で住んでる場合にはなんと1日10リットルも節水できる、つまり1ヶ月300リットルも節約できる!そうです。

おお。

いや、水道料金ってのは1立方メートル単位での課金で、
300リットルってたかだか0.3立方メートルしかないわけなので
目に見えて水道料金がお安くと言うことはないとは思いますが(せいぜい200円くらい)、
まぁ気休めにはなりますですな。



とまぁそんなわけで、我が家もほんの少し文明化した、と言うお話でした。


マイホームだったらお金次第、お金さえあれば取り替えられると言う話なんですけれども、
賃貸マンションだとねぇ…お金いらない代わりに非常に難しい交渉が待っているのでなかなかこの辺難しいです。

ちなみに2年間の交渉の末、ガスエアコンの方も取り替えてもらえることになっており、こちらは来週工事。
もうね、エアコンのクリーニングしても空気がかび臭いし、電気代が怖くて殆ど使えなかったのでこちらも楽しみです。
ガスエアコンの穴をふさぐとかで、なんか1日がかりの大工事らしいんですけどね。

そのくらいなんでもないさー。