「食べられるラー油は美味しいんだけど高いんだよね…」
「なかなか手に入らないし、もっと辛いのが欲しいときにはどうすれば…」
そんな思いを解決すべく、前回の宣言通り自家製ラー油を作ってみましたよ。
先に結論を書いてしまうと…修正点は様々ありながらも自分としては大満足!!
30分ほどで出来るので、もし興味があるならすぐに実行してみるべき。考える前に飛べ!
というわけで、作り方を簡単にレポートしてみます。
【参考というか元ネタというかSpecial Thanks】
@nifty:デイリーポータルZ:美味しいラー油を作ろう
材料
材料はこちら。A(加熱するもの)
- 胡麻油 … 大さじ4
- サラダ油 … 大さじ2
- 輪切り唐辛子 … 5g
- 青森県産ニンニク … 5カケ
- レッドチリパウダー … 大さじ2(お好みで)
- ネギ … 少々
B(加熱後加えるもの)
- 醤油 … 大さじ5~7
- 胡麻油 … 大さじ1
- 塩 … 小さじ1/2
- 砂糖 … 小さじ1/3
輪切り唐辛子は市販のもの。偶然、松本さんと同じでした。
ニンニクは青森県産。大体いつも1個200円くらい。中国産を買えば同じ金額で3つくらい買えますが、色々と心配なのと、1カケが小さめな中国産に対し青森県産は1カケが大きく味も匂いも濃く美味しいので、家計上優先的に予算が与えられています。まぁこの日はスーパーでたまたま100円だった(若干古かった)んですけどね。
レッドチリパウダー は一味唐辛子の代わり。ある人なら普通に一味唐辛子で良いと思います。というかむしろレッドチリパウダーの方がないよね(インド料理を良く作るのでそういうスパイス布陣なんです)。
分量はそのまま辛さに直結するので、各自調整してください。大さじ2だとかなり辛め。辛いのが苦手な人は小さじ2程度を目安にすると良いと思います。
胡麻油の大さじ4(Aの方)はラー油のベースとなる分。追加の大さじ1(Bの方)はさました後に加える分です。
醤油は大さじ5を目安に味を見ながら調整。
作り方
基本的には、松本さんの作り方をそのまま実践しています。- にんにくはみじん切りに、ネギは輪切りにしておく。
- Aの材料を全て鍋に入れて中火に。
- 煮立ったらとろ火にして7分熱する。加熱中はずっとかき混ぜておく。
- 7分が経過したら火から下ろして冷ます。
- 冷めたらBの材料を加えてよく混ぜる。
- 3日ほど熟成させて出来上がり。
1. にんにくはみじん切りに、ネギは輪切りにしておく。
実はみじん切りが苦手なので、写真のにんにくは少し大きめになってしまっていますが、出来るだけ細かくした方が見映えが良いです。
菜館Wongのラー油を思い出してみるとにんにくは少し揚げてあったような気がするので、一度素揚げすると風味が良くなって良いかもしれません。
(家では揚げ物をしないので試していませんが)
2. Aの材料を全て鍋に入れて中火に。
油に比べると具が多めなので、焦げ付かさないように注意。
写真の通り今回は中華鍋を使いましたが、大量に作るのでない限り、なるべく小さな鍋を使って深さを確保した方が作りやすいと思います。中華鍋のように大きな鍋を使うと、扱い易いけれど大きい分浅く広がってしまって焦げやすくなります。
3. 煮立ったらとろ火にして7分熱する。加熱中はずっとかき混ぜておく。
ゆっくりゆっくり辛抱強く。
そして確かに汗が滲んできます。カプサイシン恐るべし。
4. 7分が経過したら火から下ろして冷ます。
5. 冷めたらBの材料を加えてよく混ぜる。
よく混ぜます。
ちなみに醤油大さじ7を入れたところ少し醤油辛くなってしまいました。まず最初にごま油と塩、砂糖、および醤油大さじ5を分量分加え、味見をしながら醤油を足していくとベターかと思います。
ただ熟成が進むと醤油がなじんでまろやかになりまったく目立たなくなるので、あまり神経質になる必要はないかもしれません。
6. 3日ほど熟成させて出来上がり。
というわけで、完成。ちなみに瓶は、桃屋のラー油の空き瓶を良く洗って干しておいたものです。蓋がきちんと閉まる(ユウキ食品のはしまりが甘くて漏れる)し、口が広くてスプーンが入れやすいのでオススメです。この分量でだいたい1瓶よりほんのちょっと多いくらい。
肝心の味の方は…
3日経ったのでよく混ぜてご飯に乗せて食べてみました。…。
これはびっくり。めちゃ美味い!!
辛い物好きの自分向けってことで、唐辛子を多少多めに入れたせいもあってかなり辛いですが、出来上がった直後に比べると口当たりはまろやかに、辛さは全体にまんべんなく浸透していて、これはやばい。美味すぎ。
冷凍しておいた餃子を焼いて付けてみましたがこれもまた美味い。やみつきになります。
予算、おおよそ300円、作業時間20分でこの出来は凄い。
具を増やしたり、下ごしらえに手間を掛けたり色々工夫の余地はあると思いますが、基本のラー油としては十二分に合格じゃないでしょうか。
調理はそれほど難しくはないので、「自分好みのラー油が欲しい」と思う方は是非一度やってみることをオススメします!