日本 1 – 0 ウズベキスタン(@タシケント)


久々に代表の試合をテレビで見たけど…いやぁ、しんどい試合だった。アウェイはしんどいなぁ。一定のルールの下で行われるサッカーというスポーツ、そう考えると「アウェイはしんどいなぁ」で終わらせていいんかっていう話ではあるんだけども、事実としてそうなんだからしょうがないよね。

W杯本戦出場おめでとう!


でもってそれもめでたいんだけど、個人的には岡崎の得点が嬉しい!ちょうど直前に発売になったNumberがサッカー日本代表の特集で(Numberサッカーの特集年間何回やんねんって感じではあるけど)、そこに載ってた岡崎のインタビュー読んで、こいつおもろいヤツやなーと。今現在清水にいるってこともあって、個人的に応援してたんだけど、なんつうかインタビューの中で言ってたとおりのゴールで。

―― ピッチ上で表現したいこと、一番やりたいプレーはなんですか?
やっぱり、ゴール前でのダイビングヘッドですね。『点で合わせる』みたいなイメージでしょうか。身体が小さくてもチョンって触ってゴールを決めたいんです。

決して綺麗な『点で合わせる』ゴールじゃなういけどまさにチョンと押し込んでいったゴールで粘って泥臭く取っていった点なんだけど、なんかそれが余計にガツンと来た。顔が中山に似てるってのもあるんだろうけど…熱いわー。



ゲームの方は、もうホントにもの凄いホームタウンディシジョンで、フリーキックは取られるわ取ってもらえないわ、オフサイドは取られるわ取ってもらえないわ、退場になるわ退席になるわで大変だったんだけど、まぁしかしそんな中での勝利は…そうだあれだ、ジーコの時のアジアカップの中国戦みたい感じか。あのときの方がサッカーを取り巻く環境は酷かったけど、サッカーという意味では今回の方が酷かった(日本戦での中国チームがやってるのはサッカーではない)。Numberでのインタビューでは中村俊輔は、

例えば前線でタマが相手にプレッシングに行こうとする場面で、「行くな」と止めて、相手にボールを回させて一度下がってから全員で守るというやり方。今はそういった守備はできていないし、ボールを奪い返そうとすぐに相手に食らいついてしまう。でもヨーロッパや南米のトップレベルと対戦したときに危ないのは、その1枚目のプレッシングがかわされたとき。だから、全員で前から言ってボールを奪うパターンと、一度自陣に下がるパターンの二つの引き出しを作ることが大事になる。

と言っていて、多分これが試合後のインタビューで言っていた「これも引き出しになる」って言うコメントの真意じゃないのかなと思うし、だとすれば選手にとってはかなり意味のある試合だったんだろうなと。


確かに代表の試合はまず勝利ありきで、あまりファンタスティックな感じにはならなくて、退屈でさえあるけど、でもやっぱり面白い、と思いました。はい。岡田監督はどうやらフランスの時(それと横浜の時)とはだいぶ違いそうだし、それに、たかがスポーツでここまで、相手を殺す勢いで何かが起こることなんて格闘技を除けばそうそう無いしね。

あーW杯が楽しみだなぁ。

『中心駅から半径200mは強盗にあう確率が150%』と言われる南アフリカで行われるサッカーW杯。どうなっちゃうんでしょうかねぇ…


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