「supercell」がSonyMusicからリリース決定!

kzさん+かじゅきさんのlivetuneや、Oster projectさんなど、これまでの同人的な流通ではなく、
メジャーレーベルからのメジャー流通が相次いでいたVocaloid周りなんですが、
ついに最後にしてたぶん最大の大物、ryoさん+119さんのsupercellの、
アルバムリリースが決定した模様です。

supercell web – アルバム「supercell」発売日が決定しました
大変お待たせ致しました。
C74コミックマーケットにて頒布されたアルバム「supercell」が、2009年3月4日にSonyMusic様よりリリースされる運びとなりました。
音源をリマスターしさらに完成度の高いアルバムになっています。
リリースまで少し時間が空いてしまいますが、頑張って作業していますので楽しみにしていて下さい。

詳細は以下のアドレス、またはサイト右上のバナーからご覧頂けます。
http://www.supercell.sc/album_pre/


おおおお。
しかも、1CD+1DVDの豪華版。初回限定版は画集付き。

むー。買わねばならぬか。これは。


メジャー流通に乗るまでの経緯については別エントリーでこんな風にかかれています。

supercell web – supercell
今ボカロ界隈で話題の(?、一般流通でアルバムをリリースする事になりました。
気になるレーベルの名前はだららららら、じゃじゃん。
なんと、ソニーミュージックです!
……
真面目な話ですが、ここに至るまで紆余曲折、大変でした。
一般流通の方々って初音ミクという名前はかろうじて知っているくらいで、ボカロが好きだ、文化が好きだ、ニコ厨w、ミクかわいい!そういう方はほとんどいらっしゃらなくて。
実際そうなんだろうなとは思ってはいたものの、そういうの目の当たりにすると
なんだか違うな、とおこがましくも思ったり。
そんな中、知らないながらにも理解しよう、尊重しよう、そう言ってくれる方に出会えました。
それが今回アルバム出すのを担当してくれている方です。


そうですね…でしょうね。うん。


ここだけの話ですが、僕、真面目にアナログ化の話を社内で提案したことがあるんですよ。
半年くらい前かな。誰の何の曲をっていう具体的な話ではなかったんだけど、
アナログってのはロットが小さい分、大手レーベルのCDプレスに比べると、
低予算、短期間で作れるんで、今しかないんじゃないか、と思って。

でも…社長はじめ、誰一人としてピンと来なかったみたいで、
まぁ君がやりたいって言うなら提案は歓迎するよ的なリアクションだけで、
僕としても本職ではないので、そこまで強く押せずに、うやむやになってしまったんですね。

今考えてみれば…
80kidzなど、今人気のあるエレクトロ周りの人たちにリミックスを依頼しつつ、
両A面で5枚くらい7インチ切っても面白かったんじゃないのかな…とか。
1枚500枚くらいの限定で。

…むしろ僕が欲しい(苦笑)
もうちょっと遅いけどね。



やっぱり、VocaloidやDTMあたりから、
レーベルを通さずに社会に直接出て行く音楽って今の業界の人間では把握できないんですよ。
結局は、レーベルまたはディストリビューターのリスト見て注文する仕事だし、
売り込みがあってピックアップしたり、話題になってから見つけに行く仕事だから。
自分と交わらない領域でのムーブメントに関しては、決して専門ではないよね。なかなかね。

それでもMySpaceとかにサイト構えてる人だと捕まったりするんだけど、
そういうアーティストは主戦場が、ピアプロやニコニコ動画やPixivで、
本拠地はブログや自分ドメインのサイトだったりするんで、詳細すらわからん的な…
(ところで何で最近のアーティストってみんなMySpaceにサイト置いてるんだろう?)


ひとつくらい、そういう人たちにコミットしていくレーベルがあっても良いかなぁ…なんて。