A・ロッド、ヤンキースと基本合意!10年300億!

と、スポーツ新聞風見出しで始めてみましたが、それにしても、300億。
1年ずつ同額が支払われるワケじゃなく総額でもないのは承知してますが、
とりあえず契約年数で割ってみると、もちろん結果は30億。
人1人、1年雇うのに支払われる給料が、30億ですよ。

ヤンキース退団濃厚、と言われていたA・ロッドですが…
確かに、これだけの給料を払える球団なんか無いですよね…


日本のプロ野球より年俸総額が大きいイメージのあるMLBですが、
こちらのコラムによると。

3000万ドルと言えば、今シーズンのマーリンズ(約3050万ドル:約34億円)や来季から名称を一部変更するレイズ(約2412万ドル:約27億円)の1チーム分の年俸総額に当たる。今季のア・リーグMVP最有力候補とも言われているように、確かにそれだけの働きはする選手ではあるが…。
 

というわけで、仮に年俸総額が大きかったとしても、
それ以上に、A・ロッドの年俸は“非常識”だと。


ちなみにプロ野球の年俸がどれくらいかというと…
こちらにこんな感じのデータがあります。

2005年度のプロ野球選手平均年俸は約3743万円だそうです。球団別で見れば、最高がやはり巨人で一人当たり7152万円。対して最低は広島カープの2600万円、ブービーは楽天の約2700万円。共に巨人の約1/3に過ぎません。
 

これによると大体、阪神タイガースくらいが、ちょうどA・ロッド1年分。
…それどころか、年俸総額が上回っているのは、3チームしか無く、
最も大きい巨人でさえ、A・ロッド1.5年分強。
ヤンキースは何でそんな額、払えるんだ…


同じ2005年のデータで言うと、
ヤンキースの年俸総額は…238億円。ありえねぇ。

MLB30球団のなかで最も年俸総額が高いのは、いわずと知れたヤンキースでその額20,715万ドル、日本円に換算(1ドル=115円)すると238億円という巨額になっている。なにせ第2位となっているレッドソックスの年俸総額が134億円なのだから飛び抜けて高いことがわかる。
 

もし僕がGMなら、A・ロッドに払う金で、
他の良い選手を10人くらい取るなぁ…
その方が、よっぽど優勝に近そうだし。


スタインブレナーはどういうつもりなのかなぁ…
情、というか、思い入れというか、そんなのかなぁ。
もちろんそれもないと面白くはないんだけどもね。。

よくわからん。