夏巡業を休場する診断書を出しながらモンゴルでサッカーに興じていた朝青龍に対し、秋と九州の2場所出場停止、九州場所千秋楽の11月25日までの謹慎、4か月間の30%の減俸の処分を下した。(中略)処分は〈1〉秋と九州の2場所出場停止〈2〉この日から11月25日の九州場所千秋楽まで4か月間にわたり自宅、部屋、病院以外で特別な事情がない限り外出を認めない謹慎〈3〉8月から4か月間の30%の減俸。横綱としてだけでなく力士への処分としても、すべて過去に例がない大厳罰が仮病疑惑の横綱に突きつけられた。
出場停止と自宅謹慎、減俸か。
これはつらいなぁ…
診断書の通りであれば、適当な治療期間ということになるのだけど。
僕個人は、これは厳しいな、と思う。
なんとなく、僕は朝青龍が好きなんだろう。
横綱かくあるべし、と言う「横綱のイメージ」というのがある。
で、そこに、今現在の最強の力士を当てはめようとする。
でも、横綱のイメージは歴代の横綱が作ってきたものなわけで。
今の横綱には、その横綱の色があって良い。
僕は、破天荒な、時に非常識な横綱でも良いと思う。
大人しい、「ありそうな横綱」なんかよりも、
「前代未聞」が似合う、
そんな彼が好きだ。
品格が必要なのは当然だとしても、
もう横綱にしちゃった以上、その横綱のすることが、これからの横綱のイメージだと。
後から、横綱らしくないとか言うな、と。
そんな人間を、横綱に任命した、横綱審議委員会は何で、責任取らないの?
赤城農相を罷免した阿部総理は、責任問題で大変なんだけど。
今回の件は、ファンに対する誠実さを欠いていて、とても褒められたもんじゃないけど、
ヒステリックに、ただ厳罰を求めればいいと言うもんでもない。
この状況で、表舞台に出さないことが果たして厳罰か?っていう疑問もあるし。
僕は、怪我がそれほど大変でないなら、
出場させて、ブーイングを受けさせるべきだと思う。
マスコミの作られた“報道”を通しての、ファンの声なんかより、
実際に、外で、ファンの声を聞くべきだ。
なんにせよ、彼の怪我が大したこと無く、
(全治6ヶ月について、どのスポーツ紙も触れてないけど、腰で半年つったらそれだけで大怪我だけど)
12月に元気な姿を見せてくれることを期待する。