実際のところどうなんだろうなぁ、と思って調べてみました。
とはいえ、全国的な傾向なんて僕には分からないので、
とりあえず、京都の気温を元に。
参考データは、気象庁のデータと、
Yahoo!Japanの気象データ[京都]を記録し続けているプログラム、
京都の気象情報遷移
による。
まずは、京都の気象情報遷移。
平均気温を出す仕組みはないので(作れば良いんだけどさ)、
気温が零下になった日数を調べてみる。
データが3時間毎のデータになってるので、3時間を1単位として調べてみると、
去年の冬(2005年12月?2006年2月)の間で、
気温が零下になったのは、全部で44単位。
-3℃を3回記録し、それも、12月の中旬から急激に寒くなっているのが特徴。
一方で今年の冬(2006年12月?2007年2月19日)は、
気温が零下になったのが、わずかに2単位。
それも、2/5の3時、6時に記録しただけで、気温も-2℃だった。
これだけ見ても、今年の冬が『厳しくなかった』ことがよく分かる。
(冬が暖かいかどうかはともかくとして)
次に、気象庁の気象統計情報を見てみると、
同じ期間の平均気温はこんな感じ。
期間(2006年) | 平均 | 最低 | 期間(2007年) | 平均 | 最低 | |
---|---|---|---|---|---|---|
12月上旬 | 5.9℃ | -0.2℃(12/8) | → | 12月上旬 | 7.9℃ | 0.6℃(12/5) |
12月中旬 | 3.0℃ | -2.6℃(12/18) | → | 12月中旬 | 7.6℃ | 0.8℃(12/19) |
12月下旬 | 2.9℃ | -3.7℃(12/22) | → | 12月下旬 | 7.3℃ | -0.6℃(12/29) |
1月上旬 | 2.8℃ | -2.9℃(1/8) | → | 1月上旬 | 5.7℃ | -0.8℃(1/1) |
1月中旬 | 5.5℃ | -0.1℃(1/12) | → | 1月中旬 | 5.6℃ | -0.3℃(1/15) |
1月下旬 | 3.8℃ | -2.4℃(1/24) | → | 1月下旬 | 6.1℃ | -0.6℃(1/25) |
2月上旬 | 3.5℃ | -3.0℃(2/4) | → | 2月上旬 | 6.8℃ | -2.4℃(2/5) |
2月中旬 | 5.8℃ | -2.2℃(2/13) | → | 2月中旬 | 7.1℃ | 0.2℃(2/17) |
2月下旬 | 7.6℃ | 0.0℃(2/28) |
こうしてみると、平均気温で、5℃を下回ったことがないんですね。今年。
突出して寒い日が少なかっただけじゃなく、
もう全般的に寒くなかったんだと言うね。
もちろん実感として分かってることではあるんだけど、
こうしてデータで再確認すると、
『やっぱり寒かったよ、冬は』
なんていう言葉を封じざるを得ないし、納得してしまうなぁ。
以上、今朝出勤途中に、
『今年の冬は…なんか物足りなかったなぁ』
とふと思ったので、調べてみました。
別に寒いのが好きなわけじゃないんですけどね。
でも昔に比べると、ここ数年は、寒いこと自体も楽しんじゃってたからなぁ。
(京都の寒さなんだから、北海道なんかに比べれば大したこと無いんだけど)
さて、春ですなー