FeedBurner導入メモ(書き直し版)

大したトラフィックもないので、デフォルトのままで放っておいたサイトが、
いつのまにかPV増えて、
慌ててRSSを管理し始める…ってこと良くあるよね!(あんまり無い)

まぁそんなときは、FeedBurnerを設定し、
テンプレートを書き換えて再構築してから、
従来のRSSを転送ってのが常套手段なんだけど、
もう一回それをまとめてみたよ。


手順:
  1. FeedBurnerが読みに来るRSSテンプレを作成する
  2. FeedBurnerでRSSフィードを作成する
  3. 各テンプレートを書き換える
  4. 従来のRSSからの転送を設定する
  5. その他の作業


FeedBurnerが読みに来るRSSテンプレを作成する

FeedBurnerは、既に存在しているフィードを読み取って、
最適化などをしてくれるサービスです。
アクセスログなども取れますし、
複数の形式に対応できるので大変便利です。

従来のRSSを、読み取るフィードに指定しても良いのですが、
そうすると、あとで転送するときにやっかいなので、
ここは、FeedBurner用のフィードを新たに作る方が便利です。

稼働中のRSSのうち、何か適当なものを選んで、複製すればOK。
(出力ファイル名は変更しておく)



FeedBurnerでRSSフィードを作成する

次に、先ほど作ったフィードを、FeedBurnerに登録して、
RSSフィードを作成します。
この辺りは、実際にサービスに行ってみれば分かるでしょう。

FeedBurner – フィードを登録ましょう。あとはFeedBurnerにお任せください

わからない人はこの辺も参考にしてみてください。

NOBODY:PLACE – MUTTER: FeedBurner


各テンプレートを書き換える

続いて、テンプレートを書き換えます。
各テンプレートを開いて、<head></head>内の、
.xmlで終わるファイルがリンクされている部分を削除します。

例えば、こんな部分。
<link rel=”alternate” type=”application/atom+xml” title=”Atom” href=”<$MTBlogURL$>atom.xml” />
<link rel=”alternate” type=”application/rss+xml” title=”RSS 2.0″ href=”<$MTBlogURL$>index.xml” />
<link rel=”EditURI” type=”application/rsd+xml” title=”RSD” href=”<$MTBlogURL$>rsd.xml” />

そして、FeedBurnerのリンクを追加。
例えばこう。
<link rel=”alternate” type=”application/rss+xml” title=”RSS/Atom” href=”[FeedBurnerRSSのURL]” />

インデックステンプレートと、
アーカイブテンプレートのいくつか(サイトに依ります)を変更し、
再構築することでOK。


実際には、テンプレートを書き換えずに、
転送だけを設定すれば、
事実上全てのユーザを切り替えることが可能ですが、
新しく登録するユーザが、いちいち転送されるというのもなんだか不便。
白黒付けたい人は、テンプレートを変えておいた方が良いでしょう。

一方で、サイトによっては、
RSSとサイトのドメインを一致させたい場合もあるかもしれません。
ユーザの安心感とか。
そういうときには、テンプレートの書き換えはせずに、
擬似的なRSSから、FeedBurnerに転送させるのも有効かもしれません。


従来のRSSからの転送を設定する

最後に、従来のRSSから、FeedBurnerに転送させる方法。

実はこれ、僕の以前のまとめを持ち出すまでもなく、
日本語版公式の、『コミュニティブログ』内にまとめてありました。

Feedburner Infomation | リダイレクト設定

ここを読めばおおよそ分かると思います。
方法が、その1からその3まであるのは、
それぞれのサーバの環境と、好みの問題。

mod_rewriteを利用できる場合には、
その1に従って設定するのが一番便利だと思います。


その他の作業

仮に、mod_rewriteを利用して転送させた場合、
元のファイルにはアクセスしないので、削除してしまってもOKです。

また、テンプレートの、再構築オプションを外しておけば、
再構築の時間が(少しは)短縮されて吉かもしれません。


それと、FeedBurnerの機能、『最適化』の中の、
スマート・フィードをオンにすることで、
1つのフィードで、RSS1.0/2.0/Atomの3つの形式に対応させることが出来ますし、

Feedburner Infomation | スマート・フィード

同じく『最適化』のフィード・フレアを設定することで、
はてなブックマークへ追加する…などのボタンを追加することも出来ます。



お好みに応じて、設定してみてください。


以上、簡単ながら、導入メモ(書き直し版)でした。



NOBODY:PLACE – MUTTER: FeedBurner

NOBODY:PLACE – MUTTER: FeedBurner:既存のRSSフィードをスムースに置き換える