興味が沸かない、と言っていたトリノ・オリンピックでしたが、
後半になって、ようやくまともに見ました。
いやー、格好良かった。
凄かったねぇ、スノーボード男子パラレル大回転。
スイスに、『ショッホ兄弟』っていう有名な兄弟がいるらしくて、
どのくらいかっつーと、弟のフィリップは、昨シーズンW杯で5勝、
今シーズンもオリンピックまでに既に3勝と、
純然たるナンバーワン。
前回オリンピックの同競技金メダリストでもある。
兄のサイモンも、成績はわからんが一流選手、と。
で、この競技、1対1の対戦形式で勝敗が決まっていくという競技で、
その辺の勝負の面白さ、みたいなんもあり。
ベスト8から見たけど、朝の3時に釘付けです。
赤と青の2コースを1本ずつ入れ替わりで滑ってタイムを競うんだが、
隣に滑ってる姿が見えるわけで、
技術のギリギリさ加減と、その辺りのメンタリティとの兼ね合いが、
スノーボードすら素人の僕にも分かって、面白かった。
そして、決勝戦はなんと、兄弟による対決に。
本当に楽しそうに滑る2人が格好良かった。
勝負は、チャンピオンでもある弟が優勝。
すっげーなぁ。
初めて、オリンピックまともに見たかもなぁ。
アルペンスノーボードは、スイスの独占天下状態(ベスト8に4人いたぞ)だとは知らなかった。
アメリカ勢は、アルペンは強くないのねー
トリノ・オリンピックで、各競技に興味を持たれた方は、
X GAMESをチェックすることをオススメします。
よりチャレンジングで、エキサイティングな競技が目白押しで、絶対満足できると思う。
競技によっては、オリンピックなんて下らない、と、
本気で思えるしね。
--
そう言えば、荒川静香選手、金メダル獲得らしいですね。
おめでとうございます。
実態と報道の温度差を最も感じた競技の一つがフィギュアだったので、
正直応援する気には全くなれませんでしたし、
(日本以外にはトップ選手はいない的報道はどうだろうか)
むしろこのままメダルを全く取れない方が、
今後のJOC的にも、報道的にも良いんじゃないか、とも思ってましたが、
(選手としては、人気低下=スポンサー減少で良くはないのですが)
結果には素直に、祝辞を。
これまでに費やしたエネルギーが、結果に結びついて良かったと思います。
もちろん、結びついた結果は、金メダルである必要はないですね。
4位でも15位でも、練習だけで舞台から下りることになっても。
皆さん、お疲れさまです。