中判デジカメ。

ITmedia +D LifeStyle:マミヤ、2130万画素の中判デジカメ「Mamiya ZD」を発売
マミヤ・オーピーは、2130万画素のデジタル一眼レフカメラ「MAMIYA ZD」を12月21日に発売する。CCDサイズは、6×4.5判と同等の48×36ミリ。

匠さんの言葉を待つまでもなく、
今や『最高画素数』と言う言葉は、カメラの性能には全く直結しないのだが、

── 一応ごく簡単に説明しておくと、最高画素数を発揮するためには、
いわゆる『最高画質モード』で撮影しなければならないのだ。
でも、デジタルカメラを使っていて、最高画質モードで撮影することなんて滅多にない。
例え撮影しても、殆どの部分は無駄になるわけだし、
PC上での処理も大変になってしまう、
ノーマル程度の画質にしておいた方が、いろいろと実用的なのだ。
だから、最高画素数に差があっても、実際の撮影画素数には殆ど差はなく、
むしろ綺麗かどうかは、処理チップの性能によることが多い。
そういうわけで、『(最高)画素数、いくら?』と言う質問には、大して意味がないわけである ──

そもそも、中判デジカメ、というものの存在意義ってあるんだろうか…
僕自身が中判カメラについて全く知らないからそういうのかもしれないけれど、
非常にデカイサイズのプリントをするような場合(つまりプロ向け)を除いて、
用途はあるんだろうかと。
よくわからないなぁ…

でも、こういうサイトもあって、
そこを読んでみると、

なぜ中判

結局は存在意義はある、単に僕が必要としていないだけのこと、
ということのようだ。
まとめを抜粋させていただくと、

1. 大きくのばしても粒子性が問題にならない
2. 直接美しいポジフィルムを眺めることが出きる
3. その大きさ故ウエストレベルファインダーが使える
4. 6×4.5,6×6,6×7,6×9…と奥が深い
5. 浅い被写界深度を得ることが出きる

ん、4と5は確かに重要かも。
構図をPCで加工するのは、あんまり好きではないし。
また、容易にボケ味を出せるというのも、重要な武器かもしれない。
単に大きいCCDを搭載して、解像度を稼ぐだけじゃないのね。
(それなら、驚けとばかりに画素数を併記するニュース手法は古いんじゃない?)


そういうわけで、何となく興味が出てきてしまった。
ちなみに上記、マミヤの中判デジカメの店頭価格は、ボディのみで131万円となっている。
(ありえねー)