ニュースはアメリカでのハリケーン被害、
『カトリーナ』でもちきりなわけだが、
まぁ人道的な部分を除けば、対岸の火事であることは否めない。
『被災地の大きさが本州に匹敵する』
って言ったってねぇ。
人口密度から見て、大きさから被害を知るのは難しいよね。
(もちろん、それだけ被害が多く出たということだけど)
何にせよ…ニュースでちらっと、被害の出た家屋とか、街の映像を見たけど、
なんだか妙に、無防備すぎるような気がしたのは気のせいだろうか…
そうたびたび来ないということで、そういう文化なのかもしれないけど、
『三匹の子豚』の木の家を連想させるような作りに、少々驚く。
ミシシッピ州に再上陸した時点では、台風はカテゴリー5から4に引き下げられ、
最大風速60m/s弱、最大瞬間風速は67m/s。
暴風域が非常に大きいんで勘違いしそうだけど、台風としては特別でもないような。
日本でも、最大瞬間風速が80m/sを超える台風が観測されているらしいし、
もともと、海面に近く、湖面より低い地帯に街があることが分かっていながら、
建物の構造、排水設備、堤防、避難準備、などなど、
危機管理がなっていなかったというほか無い。
(一度フロリダに上陸して被害が出てるんだから、時間はあったんじゃないのかな…)
でなければ、数千人の死者が出るような事態にはならないだろう…
とはいえ、天災はいつどの程度のものが起こるかわからないし、
こんなこと言っても所詮は後出しじゃんけん、結果論なんだけど。
犠牲者の方のご冥福をお祈りしたい。
参考:
知取気亭主人の四方山話