POG 2005 LIST

とりあえず、自分の指名馬リストでも。
えーと、ほとんど、備忘録並みですが。

厩舎馬名父馬名母馬名母父名
1橋口弘次郎サードストリームサンデーサイレンスディソサードDixieland Band
2山内研二チアズガディスフレンチデピュティチアズグレイスサンデーサイレンス
3手塚貴久カサデアンジェラフジキセキディアブロズストーリーDiablo
4松田国英ビーオブザバンKing’s BestシーズアンZieten
5山内研二モーニングドレススペシャルウィークモンレーブ タマモクロス
6池江泰寿サンデーサイレンスリープフォージョイSharpo
7松田博資サンヴィクトワールサンデーサイレンスヴィクトリーバンクドクターデヴィアス
8萩原清ミューズダンスダンスインザダークミュンシーSadler’s Wells
9奥平雅士コイウタフジキセキヴァイオレットラブドクターデヴィアス
10坂口正大コトノハフジキセキファーガーズプロスペクトChief’s Crown
11萩原清インテレットアドマイヤベガボンヌシャンスリアルシャダイ
12領家政蔵キラースマイルタバスコキャットキャロットウインマルゼンスキー
13藤沢則雄アドマイヤセナアグネスタキオンスプリットザナイトトニービン
14大久保正陽メジログランビルメジロマックイーンメジロティファニー モガミ
15橋口弘次郎テューダーローズサンデーサイレンスロゼカラーShirley Heights
16ボストンハーバーフリークフィールドアンフィールド
17池江泰郎ブライアンズタイムサンタムールDanzig
18エルコンドルパサーランフォザドリームリアルシャダイ
19アドマイヤベガチカリーSadler’s Wells
20勢司和浩マイスターシャーレサッカーボーイヒカリクリスタルラッキーソブリン
21池江泰郎サンデーサイレンスアンブロジンMr.Prospector
22大江原哲スペシャルリボンスペシャルウィークスカーレットリボンノーザンテースト
23池江泰寿ブライアンズタイムロスマリヌスサンデーサイレンス
24畠山吉宏ミラクルワウフジキセキトリプルワウCoastal
25藤岡健一キャスケードブーケスペシャルウィークスカーレットブーケノーザンテースト



追記。
河村には、『ようやく自血統が優秀なことに気づいた模様』なんて
言われているわけだけれども、やっぱりこの辺が、河村との違いというか。
価値観の相違というか。
確かに例年に比べて、兄弟馬の指名が多かったせいなんだが、
血統を大事にしたつもりは全くなくて。
単純に、比較的稼いだ下の子を取ってみた、というだけのこと。
なので、血統がどうこうではなく、
単純に『こうしたらどうかな?』という試行錯誤なのだけれども、
やはり競馬的視点から見ると、どうしても、
そういう分析しかできないのだなぁと思う次第。

あんまり有名路線に行かないので、
『こいつなんか独自の理論があるのか』
なんて思われてる節があるんだけれども、全然そうではなくて、
もう本当に純粋に、POGに勝つために、
基準と情報に従って指名してるだけなんだが。
昔はよく、情緒に流されて指名して結局走らなかった
なんてことを繰り返してたけど、
ぶっちぎりの最下位を記録した00-01シーズンを区切りに、
きちんと勝負できる指名に変えて、以来、優勝2回、2位2回。

その辺の変化を、例えば山内研二に指名が偏るとか、
ロゼ血統を重視している、なんて言われるんだけど、
結果をよく見てみれば分かるとおり、別に走ってるのはその辺ではなくて、
ただ脇を固めているだけというか。
指名の、キモは全然別なところにあるんだが、
そこんところはどうもやっぱりよくわからんらしい。
まぁ、言うつもりもないけどな(笑)

そういうわけで、河村評によると、
『イッペイの指名は、前半戦飛ばしまくらないと大負けするやばい指名』
らしいんだが、案外そうでもないんじゃないか、という気はしてる。
あまりにスムースに行き過ぎて、
他に取りたい馬が取れなかったという誤算はあったけれども。

さて、どっちが吠え面をかくのやら。


POG的ディープインパクト
04-05シーズンは、山添の場外ホームランによって、
雌雄が決したわけだけれども、まぁ…はっきり言って狙って指名できないよね。
指名した馬がどこまで化けるかは、結局運だし、
指名した山添だって、ドラフト終了時点では、
数いた、兄弟馬の一頭でしかなかったわけだし。
むしろ、指名したどの馬にもチャンスはある
(逆に言えば、わかるわけねえって)と言うことになる。

そういうわけで、POGでは、アベレージヒッター、
つまりなるべく多くの指名馬がそこそこの稼ぎをし、
何頭かが重賞を勝てば…という感じの指名が一番合理的なわけだが、
そういうわけで、勝ち負けの精算や、自慢合戦が終わった後、
次の年のドラフトに向けて冷静に考えてみれば、ディープインパクトは、
POG的には、無し、である。
結果から除外できる。

そうして考えると、ディープインパクトを引いた山添の総賞金は、35925万円。
平均に従って、1頭分を加算すると、37422万円。
8000万円越えさえいない、俺の総賞金が、39025万円だから、
実際、十分戦えていることになる。
勝負としては惨敗だけれども、理論的には決して劣っていない。

何年にも渡る長丁場の勝負なワケで、
その都度の反省が意外とぞんざいになっているのだけれども、
去年の惨敗に圧倒されて、例えば良血の下を狙うとか、評判の子を狙うとかして、
一発狙いに切り替えるのは、結局のところ賢明とはいえない、ということになる。
なぜなら、実際には負けていないから。
結果で負けただけであって、手法として劣っていたわけでは決してない。

まぁそんなわけで、今年も、言ってみれば『マネー・ボール』的な指名を行ってみた。
二年連続で場外ホームラン(普通にホームランでも痛い)という可能性もあるけれども、
まぁ、ないよな。そんなの、5年に一度くらいだから。
また打たれたら、泣くしかないってことで。


結論。
ディープインパクトを指名したヤツは確かに凄いが、
戦略の反省の上では、そのことは大して重要ではない。