多機能な携帯電話が開く「モバイル・セックス」の可能性

毎度お騒がせな、Regina Lynnのコラム(@Wired)より。

Wired News – 多機能な携帯電話が開く「モバイル・セックス」の可能性 – : Hotwired

今まで、携帯電話というメディアに否定的だったが、
高機能な(最近の)携帯電話を手にしたら考えが180度変わった…という内容。

日本の携帯電話は、世界より1-2年進んでると言われてるから、
もし、レジーナが日本の携帯を手にしたら何を思うだろう、と考えると、
なんだか面白いけど、
そうだなぁ…携帯電話の風俗的活用、って日本であり得るんかなぁ…

やっぱり費用/機能の両面で縛りがあって難しいよね。
情報量だけならまだしも、パケット代や通話料金が膨大になっちゃう今の料金体系では、
規模も拡大しようがないし…
ネットだって、テレホーダイ(もう本当に死後になりつつあるな)が登場し、
その後、ADSLなどによる繋ぎ放題のシステムが出てきて始めて、
時間を気にせずに労力をつぎ込めるようになったわけで。
昔は、時間を逐一表示してくれるソフトウェアがあったり、
何かをダウンロードするのにも、テレホ時間が始まると同時に始めて、
テレホ時間の終了時にはダウンロードを一時停止にするソフトウェアがあったり、
そんなんでは、自由に活用してるとは言えないしねぇ…

とはいえその辺はまぁ言ってみれば後から何とかなる問題で、
レジーナの言うとおり、機能は揃ってきた、あとは活用方法だ、ということになる。
まぁ、『モバイル・セックス』に話を限れば、
僕自身が使うようになるとは極めて考えにくいけど、
まぁ、サービスや技術の進歩(そして陳腐化)が、
そういったアダルトな面の影響を受けるというのもまた事実だしね。

しかし、このコラムをピックして本当に言いたいことは、
レジーナの柔軟さ。
今までさんざんこき下ろし、苦言を呈してきたようなテーマに対して、
実際に肯定できる要素が揃ったときには、あっさり意見を覆して、
その理由を明確に述べている。

明確な理由がなければ、ただの二枚舌、になってしまうけど、
コラムニストが自分を否定できるってのは凄いな、と思う。
(しかも自分の同じコラム内で)
やっぱり、ただもんじゃないなーこの人は。