ミラポイントの新スパム対策技術、「誤検知率はほぼ0%」

ミラポイントの新スパム対策技術、「誤検知率はほぼ0%」 – CNET Japan
ミラポイント ジャパンは31日、同社の電子メール向けセキュリティ技術Mirapoint Full-Spectrumを強化し、リアルタイムでスパムを防止するMirapoint Rapid Anti-Spamを発表した。スパムの誤認知率は「ほぼ0%」(ミラポイント ジャパン SEマネージャー 山下暢久氏)という新機能は、2月から提供される。

連続で他人の褌、になりますが。
このデータ、ホントかよ?と思う。
もちろん、スパムメールを転送したとかいうのは誤検出にはならんだろうけど
それにしても、世界各国のメール全てに対し、誤検出0.5%未満(ということだよな?)って凄い。
検出漏れは3%らしい。
まぁ凄いけど、競合他社すべてがいずれ、同じ数字を提示するようになるだろうから、
別にどうでもいい数字だよなぁ…と思う。
数字自体の競争力が、期間限定という珍しい?ケースかと。
事実、上記ページの関連記事の見出しも、
クリアスウィフト、「検出率98%、誤検出0%」のスパム対策ソフトスイート
ってなってるしなぁ。

まぁそれはともかく、このソフトウェア、エンドユーザではなくて、サーバ向けのソフトウェア。
SpamAssassinとかと同系統のソフトなのだけど、
このソフトのウリは、DBを自社で持つ必要がないこと。
『ディテクションセンター』というオンラインのDBを用意し、
そこのDBと照らし合わせることで、スパムかどうかをチェックするという。
自社にDBを用意する必要が無く、また定期的にアップデートする必要もないため、
コストダウンが見込め、リアルタイムのチェックで確率も良い、ということらしい。
発想としてはこの上ない。

しかしなぁ…スパムも含めた、全てのメールが来るたびに、オンラインで問い合わせるわけだろ?
スパムの問題は、メールの不便利と、ネット資源の圧迫なわけだが、
このシステムがネットに与える負担っていうのはどんなもんなんだろうか。
結局、負担が変わらなかったり、大きくなってたりしたら意味がないわけで…
まだしばらくこの闘争は終わらないのかな?
(法とソフトの連携で徐々に包囲網は狭まってきてるけど)