FireFoxの食う相手は?

運営サイト(jetsetrecords.net)の統計を見る限り、
FireFoxが一番好物にしているのは、InternetExplorerではないようだ。

このサイトを訪れるユーザのブラウザシェア構成は、一般的な数字から見ると少々特異で、
非IEブラウザで一番のシェアを獲得しているのはなんとSafariで6%弱。
(世界的なシェアは0.71%:OneStat.com 2004/5/28
続いて、Netscape、Opera、FireFoxという順。
恐らく、DJやアーティストにMacユーザが多いことから来る傾向だと思うのだが、
それでもやはり、徐々にFireFoxが伸びてきている感は否めない。
2004年末には1%未満だったのが、今現在で2%に迫る勢いを見せている。
(実は同様にOperaも同程度の伸びを見せている)

一般的には、FireFoxが食ってるせいでIEのシェアが減ってると言われてるけど…
うーむ。統計を見る限り、一番くわれてるのはNetscapeのようだ。
Netscape、Mozilla、FireFox、Camino、…などは皆同じレンダリングエンジン(Mozilla)だし、
それならってんで乗り換える人が増えてるのか。
あまり変わらず、新しく、非IEで、安心も出来る、みたいな。

ブラウザのシェア自体がどう動いても(自分ユース的には)あんまり興味はないけど、
IEが落ちて、Safariが30%とかになったら、動作確認環境を見直さなければいけないわけで…
JavaScriptかなり追い出して、IEオンリーのHTMLコードの使用も控えてるから
大きな影響はない、とは言ってもやっぱり表示は崩れがちだし…
“WEB屋”(/.Jで見て気に入った)的にはきついっすね。

ちなみに、IEのシェアは最新の週統計で89.2%。
やはり、Safariが6%を超えてきてるせいか、世界的統計とは大きく違っているようである。
ふう。悩める結果だ(苦笑)


そういえば余談だが、午前中にチェックすると、Safariはさらに圧倒的に多い。
日によっては10%を超える。
やはり皆さん、深夜まで作業してるということなんでしょうかねぇ…
(Safari使いはみんな超早起き、とかありえねぇ…と思う)
午後になって他が巻き返して日統計としては毎日落ち着いてるのだけども。