小数点の定義。

プログラムを触っていて、ふと感じたことなのだけど、
『小数点』というのは実は存在しないんではないか?
いやもちろん、実際に、『1.2』とか『5.9』とかいう数字は存在するのだけど、
本当は少し意味が違うというか…

たとえば、僕らは直感的に『1』を常に基準単位として生活している。
だから、『1.2』という数字は、1と、0.2というように捉えているし、
1.2個という数え方をする。
しかし、実際には、個数を数える場合、
実際には整数しか存在していないのでは?

小数点というのは、1を基準にした時の個数を示しているのではなく、
あくまで、基準単位は何か?を定義している、と。
つまり、『1.2』という数字は、『1と0.2』ではなく、
『0.1を基本単位にして、12単位分』ということなのでは。
だから、1と1.0は同じ分量を表してはいるけれど、
意味するところは違うんじゃないか、と思うのだ。

要するに、小数点というのは整数未満の数字を表すためではなく、
基準単位を変更する、という定義で捉える方が、
数学的に?プログラム的に?正しいような気がする。


大したことでもないしどうカテゴライズすればいいのかわからないし、
特になんの裏付けもないけれど。
なんとなく。