駅にて。

友達が仕事で遠くへ引っ越す夢を見て、目が覚めた。

また、夢だ。
リアリティのある夢を見るのはこれで何度目だろう。


歩き出したら振り返らない、とだけ、僕は決めていた。

『彼ね、本当に凄いの。』
彼女は、目を輝かせて、彼女の新しい上司の話を始めた。

この部分だけは、起きてから文章にした。後は、知らない。